LGBT若者層の3人に1人が自殺未遂を経験している(調査結果)

December 7th, 2016

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今年初めに発表された報告書によって、アイルランドに住む14歳から18歳までのLGBTIの若者のおよそ3人に1人が自殺未遂を経験していることが明らかとなった。

 

同報告書はLGBTIの若者の高い自殺未遂率は「いじめや、周囲の人々による拒絶、自分らしく生きることを隠さなければならないというプレッシャー」が原因だとしている。

 

報告書はLGBTIの若者がLGBTIでない若者に比べて、2倍の確率で自傷行為に及びやすいこと、また4倍の確率で極度のストレス、不安、うつ状態に陥りやすいことも明らかにした。

 

また調査対象者は、調査に対し、67%のLGBTIの若者が他のLGBTIの生徒がいじめられるのを目撃し、50%は実際にいじめを受けたことがあると回答した。

さらに4人に1人のLGBTIの若者は、他の生徒から、いじめなどの酷い扱いを受けることを避けるために、学校を休んだり授業に出席しなかったりしたことがあるという。

 

 

LGBTIの若者へのいじめ撲滅を掲げたキャンペーン

先日アイルランドにおいて、LGBTIに対するいじめ撲滅を掲げたキャンペーン「#StandUp2016(立ち上がれ2016)」というキャンペーン週間が行われた。

 

キャンペーンを主導する非営利団体のBeLonG To(ビロング・トゥー)の代表は、LGBTIの若者の現状についてこう語る。

 

「確かにアイルランドは同性婚を法制度化し着実に進歩しています。しかし、LGBTの学生は依然として、学校でのいじめや拒絶、自分らしく生きることを隠さなければならないというプレッシャーと日々向き合うことを余儀なくされています。そういう日々の積み重ねが、自傷行為や自殺を助長していると言えるでしょう」

 

また、アイルランドの教育大臣リチャード・ブルートン氏も、「アイルランドの初等教育を終えた全ての生徒が、LGBTの若者やその友人をサポートするよう後押しすべきだ」と述べている。

 

以下は、2011年版の「StandUp」のキャンペーン動画。

 

 

 

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