ゲイ男性、『ゲイ矯正治療』をうけた恐怖を語る

February 2nd, 2016

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*マシュー・シュルカさん

 

ゲイを”治療”する『ゲイ矯正治療』なるものが、アメリカの保守的な地域で行われている。

そんな『ゲイ矯正治療』を何年も耐えた男性が、自身の辛い経験をDaily Mailに語った。

 

現在27歳のマシュー・シュルカさんは、ニューヨークの郊外の保守的なユダヤ教の家庭で育った。マシューの父親は、彼が16歳の時に同性に惹かれることを知り、矯正治療を無理やり受けさせる。

 

「父は、僕が酷い人生を送ることを恐れたんだよ。」

 

マシューは、対面や電話でのカウンセリング治療を5年間も受けさせられた。

治療の際、彼は同性愛について「そのようなものは存在せず、同性愛は幼少時代の記憶の奥底にあるトラウマから起こる”心理的な状態”だ」と説明されたという。

 

「同性愛が病気のように感じられたよ。」「『僕が苦しんでいるのは病気だからだ』と思い込まされていたね。」

 

“治療”の内容は、母や姉妹に話しかけることを禁止するまでに及んだそう。

 

「女性に話しかけるのをやめることで、僕の女性らしい振る舞いを防ぐという治療方法だったんだ。」

「学校から帰ってきて、家族に話しかけられないのは、本当に辛かったよ。…辛いという言葉では言い表せないぐらいね。」

 

 

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マシューいわく、母親は初めから治療に反対していたそうだ。

 

「母は、治療に全く賛成してなかったよ。治療によって僕を失うと感じていたんだ。」

「朝、家を出るとき、母に「行ってきます」を言えなかったんだ。当時僕は16歳の子どもだったから、セラピストの言うことを聞くしかなくってね。」

 

偽りの治療は、マシューが21歳の時に初めて治療の拒否をするまで5年間も続く。

 

「セラピストは「同性同士の恋愛なんてない」と言っていたけど、21歳の時に僕は男性と恋に落ちたんだ。」

「僕がそのことをセラピストに伝えると『それはあなたが強迫性障害に罹っているからだ』と言われたよ。僕はそれまで5年間も言われた通りに治療してきたのに男性を好きな気持ちは一切変わらなかったから、矯正治療をやめたよ。その後は、矯正治療のトラウマから立ち直るために、2年間の一般的なセラピーを受けたんだ。」

 

 

現在マシューは、#BornPerfect(あなたは生まれながらにして完璧)キャンペーンの大使を米・国立レズビアン権利センターと共に務めるLGBTアクティビストだ。

キャンペーンは、2019年までにアメリカでの同性愛矯正治療の撲滅を目標に活動している。

 

 

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現在、父親とは違いを認め合うことで上手く関係を築いているという。

「矯正治療を受けていた際に、抱いていた父に対する怒りは全て水に流したんだ。」

 

「父が僕のことを愛してくれていることは分かっているし、父は僕のためを思って治療を受けさせたんだ。今、父は僕の味方だし、僕も父と一緒に人生を歩みたいと思っているよ。」

 

via : queerty.com

 

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