カンヌ映画祭グランプリ!LGBT映画『BPM (Beats Per Minute)』の日本公開が決定

May 31st, 2017

2017年度のカンヌ国際映画祭でグランプリを獲得したLGBT映画『BPM (Beats Per Minute)』が、早くも日本公開が決定した。

 

同作は、カンヌのコンペティション部門にて「グランプリ」、独立賞にて「国際映画批評家連盟賞」、「Francois Chalais賞」、そしてLGBT映画部門の賞「クィア・パルム」の4つの賞を獲得する快挙を成し遂げている。

 

 

 

 

『BPM (Beats Per Minute)』は、90年代初頭のゲイコミュニティーを襲った「エイズ危機」を描いた、ドキュメンタリードラマ作品。

 

1990年代初めのパリ。ゲイたちがエイズの感染による差別や不当な扱いに抗議し、政府や製薬会社などへ変革に挑んだ実在の団体「ACT UP」の活動を通して、若者たちの恋と人生の輝きを描いている。

明日も知れぬ命を抱える主人公の葛藤、感染者を一人でも減らしたい、友人の命を助けたいという情熱、恋人との限りある愛。生と死、理想と現実の狭間で揺れ動きながらも、強く生きる若者たち。ゲイたちの生き生きとした表情や行動が、力強くエモーショナルな映像と共に綴られる感動作だ。 

 

本作のメガホンを取ったロバン・カンピヨ監督は、実際の「ACT UP」の元メンバーだったこともあり、自身の経験に基づくリアリティ溢れる内容は必見。

 

あのペドロ・アルモドバル監督も大絶賛!

また、今年のカンヌ国際映画祭で審査員長を務めた、ゲイの著名映画監督ペドロ・アルモドバルも本作を大絶賛している。

 

「ロバン・カンピヨ監督の作品は、我々(審査員)の大多数が気に入っていた。きっとどの国でも成功を収めるだろう。ストーリーは何年も前に起こったことであり、これはLGBTの人々によって伝えられるべきである。不公平な世の中について語っていて、何人もの命を救った本物のヒーローたちをカンピヨ監督は描いてくれた。それには私たちも共感している」とコメントしている。

 

本作の邦題、ともに日本公開日は未定だが、配給元によると2017年中の公開を予定しているそう。日本公開が楽しみな作品だ。

 

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