ラッシュがLGBT支援イベントを開催。はるな愛らも参加

February 12th, 2015

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LGBTフレンドリー企業のラッシュ(LUSH)が、2月10日にLGBT支援イベント『WE BELIEVE IN LOVE』を開催。タレントのはるな愛らを迎えてトークイベントを行った。

 

ラッシュでは2月14日のバレンタインデーまで全国約140の店舗で「WE BELIEVE IN LOVEーLGBT支援宣言ー」キャンペーンを実施しており、店頭または、オンライン署名サイト「Change.org」で賛同者を募り、LGBT支援に取り組む全国7つの自治体に声を届けるというものだ。

 

トークイベントでは、タレントのはるな愛をはじめ、日本で初めてのオープンリーゲイ議員、前豊島区議の石川大我氏、LGBT支援活動を行うNPO法人グッド・エイジング・エールズ代表の松中権氏らがトークショーに参加。日本のLGBTの現状や、企業や行政の取り組みについてトークショーを行った。

 

 

 

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オープンリーゲイ議員の石川氏は、行政のLGBT施策の現状についてを説明。多摩市、文京区で「男女共同参画社会」の条例の中に、LGBTに関する文言を追加している事例を挙げ、LGBTの個別の条例ではなく、男女共同参画の中に加えようという、行政の新たな取り組みを紹介した。

 

一方、NPO法人グッド・エイジング・エールズの松中氏は、LGBT当事者たちがカミングアウトしづらい現状を説明し、ウェルカミングアウト(ストレートの人たちがLGBTを受け入れるという姿勢)を社会に波及させたいと語った。

 

 

また、タレントのはるな愛は、自身の幼少期、両親へのカミングアウトから、先日グラミー賞を受賞したサム・スミスの話題まで幅広いトークを繰り広げた。

 

 

 

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どのような幼少期を過ごされたんですか?

 

はるな愛:私は気づくのが早かったですね。幼稚園ぐらいから、自分の心と、自分の体に付く男のシンボルにものすごい違和感があったんです。大きくなったらこのシンボルが無くなるもんだと思っていました。

また、どんどん成長していくたびに、男女の区別をより明確に感じてくるんですよね。

学校でのプールでの着替え、ランドセルの色なんかもそう。制服はセーラー服を着たかったし。。だけど学校ではいじめられないように、自分らしさをひたすら隠していました。

そうしているうちに、『自分らしく生きることはこんな規制されることなのか?』といった疑問と葛藤の連続でしたね。

 

 

 

両親へのカミングアウトについて

 

高校生の時に初めて父親にカミングアウトしました。当時、始めて好きな人ができて帰りが遅くなることが多かった私に父が怒って、そこで好きな人がいるんだとカミングアウトしたんです。

それを聞いた父は涙を流して、「お前がそうしたいなら、人生悔いないように生きろ。男なら一番になれ。」と言ってくれたんです。すごく嬉しかったし、父なりに苦しんで理解してくれたんだと思います。

だけど、母親は父とは真逆の反応で、カミングアウトしたことで、しばらくは私のことを無視していました。私はお母さんっ子だったので、ものすごくショックを受けましたね。のちのち理由を聞いたんですが、母は自身を責めてたみたいです。息子をこんな子に育てた自分自身が悪いと。。もちろん、時間が掛かるし、100%理解してもらえることはないとも分かっていますが、カミングアウトすることで両親に自分自身を偽らずさらけ出すことが出来て、今となっては本当に良かったと思っています。

 

 

 

先日のグラミー賞4冠に輝いた、オープンリーゲイのサム・スミスについて

 

サム・スミスのグラミー賞の受賞スピーチ見ましたが、本当に感動しました!

最後のコメントで「自分らしさを受け入れてくれて本当に感謝している」と言った時に、まさにこういうことなんだろうなと思いました。彼みたいなLGBTのロールモデルとなる人が増えているのは本当に素敵なことですよね。

 

 

 

自身が思っていること、日本のLGBTの方々にメッセージがあればお願いします。

 

私がテレビで出始めた頃は、お茶の間でニューハーフや女装を見ることってなかったと思うんですよね。だけど、今は見た目が女性でも、ニューハーフの人もいれば女装の人もいるし、トランスジェンダーの方もいる。なのでその人を見た目でカテゴライズするのでなく、その人自身という目で見て欲しいです。

 

実は、私はいまも戸籍上「大西賢示」のままなんです。それは自分を作る上で大事な要素だと思うから。また逆に、はるな愛が男に戻ってもいいと思ってます(笑)。

枠にはめたり決めつけるのではなく、自分自身が一番いい状態であればいいと思っていますしね。

 

ストレートの方たちも、自分の中に男らしい部分、女らしい部分の両方を兼ね備えていて、『今日は男が多いかな?今日はちょっと女性的かも』とかって、あると思うんですよ。

性って本当に多様だし、グラデーションなんです。LGBTに対して、もっともっと理解のある社会に向けて進んでいって欲しいですね。

 

 

 

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WE BELIEVE IN LOVEキャンペーン ―LGBT支援宣言―

キャンペーン期間:1/23(金) ~ 2/14(土)

www.lushjapan.com/tag/we-believe-in-love

 

 

 

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