洒脱なイタリア流ファッション「クラシコイタリア」の勧め

January 25th, 2017

世界のメンズファッション界で一目置かれるイタリア・ファッションの存在。

 

イタリア人のファッションは、何故こうもお洒落に映るのだろうか?

 

本場イタリア人男性が着こなすクラシック(王道)ファッションは「クラシコイタリア」と呼ばれ、世界のメンズファッションシーンに多大な影響を与えてきた。

 

 

 

 

そんな「クラシコイタリア」のスーツは、重厚な装いの英国スーツとは異なり、軽やかで華があるのが特徴だ。

 

そこで今回は、これからの春夏シーズンに向けてオススメしたい、イタリア流ファッション「クラシコイタリア」の魅力について紹介していきたい。

 

 

イタリアスーツの起源は、英国スーツにあった

世界中の洒落者に愛されるイタリアスーツだが、起源はスーツの元祖英国にある。

英国スーツの聖地といえば、ロンドンにある「サヴィル・ロウ」だ。

 

 

サヴィル・ロウのテーラー

 

サヴィル・ロウは、背広(セビロ)の語源にもなったといわれる有名な通りで、老舗テーラー10数件が軒を連ねており、そこで作られる世界最高峰のオーダーメイドスーツは、世界中の大富豪やセレブリティに愛されている。

 

そんなサヴィルロウのスーツにインスパイアされたイタリアだったが、全く同じものは取り入れなかった。なぜならば、イタリアとイギリスでは気候が大きく異なるからだ。

 

 

イタリア・ナポリ

 

イタリアスーツの聖地ナポリは、夏は30度前後まで気温が上がり、日差しが強く灼熱の暑さとなる。夏でも20度前後しかない英国とは大違いなのだ。

 

そこで、英国スーツを自国に合わせアレンジ。

ナポリの気候に適した柔らかくて軽いスーツを作るようになり、そこから更にイタリアならではの美的センスを加え、唯一無二のイタリア流スーツスタイルを確立したのだ。

 

 

イタリアスーツの秘密「センツァ・インテルノ」

 

イタリア・ナポリのスーツの柔らかさ、軽さの秘密は「センツァ・インテルノ(芯無し)」という独自の技術によるものだ。

 

センツァ・インテルノとは、副資素材(肩パット、芯地等)を極力減らし、裏地を持たない軽い一枚仕立てのジャケットに仕上げることを指す。

 

 

センツァ・インテルノの代名詞、イタリアブランド「BOGLIOLI」のジャケット。

 

通常、ジャケットの元となる平面的素材を人のカラダの曲線に合わせるには、形を保つための肩パットや芯地が必須なのだが、センツァ・インテルノはそれらを用いないが為に、高度なテーラリング技術が要される。

 

結果として、重くて暑いジャケットは軽さを得て、さらに裏地がないことで、ジャケットの背中から腰にかけての部分が体の曲線にピタリとはまり、男らしいグラマラスな印象に。

 

堅苦しく思われがちなジャケットだが、センツァ・インテルノ仕上げのナポリジャケットは、「まるでカーディガンのような気心地」と例えられるように、窮屈なスーツスタイルから解放してくれる魔法のテーラリングなのだ。

 

 

イタリアスーツを着こなす為には?

イタリアスーツの良さが分かってきたところで、着こなしにおける3つのポイントを紹介したい。

 

①上質な素材のスーツを着ること

 

Photo via : MenStyle1

 

イタリアスーツに限らず、スーツなどのドレススタイルは素材の良さが命。

秋冬用であればウール100%で出来たものを、春夏用であれば、コットン、リネン、シルクで出来たジャケットで。

 

そしてなるべく、化学繊維(ナイロン、ポリエステル、ポリウレタン、アクリル)の混紡ではなく、天然素材のみでできたスーツを選んでほしい。意外にも、高価なスーツでさえ化学繊維混紡は多く存在するので、値段とブランドに騙されずに素材を確かめよう。

 

良い素材で出来たスーツを着ることは、シンプルな着こなしも決まるし、物持ちの良さにもつながる。

 

 

②イタリア製のテーパードパンツはマスト

 

Photo via : MenStyle1

 

体のラインに合わせた細身スタイルの「クラシコイタリア」は、テーパードの細身パンツが基本。スーツスタイルやジャケパン問わず、細身パンツでスッキリ見せるのがイタリア流なのだ。

 

また、シンプルなコーディネートなときは、足元に遊びを取り入れよう。

 

 

Photo via : MenStyle1

 

イタリア製の革靴にレッドやマスタードカラーのソックスを合わせたり、逆にノーソックスでスリッポンやローファーを履いて軽やかにキメよう。

 

 

③シンプルに着ること

海外ファッションスナップを見ていると、イタリアファッションは派手な印象を受けるだろう。

たしかに、英国スーツに比べ、色使いや装飾に目が行きがちなイタリアスーツだが、本来の「クラシコイタリア」は至ってシンプルなのだ。

 

イタリアといえば、文化的なあらゆる面において素材を重視することで知られている。

スーツは上質素材を使用したもので仕立て、食は素材の味が際立つようにシンプルな料理が多く、建物に至っては築100年以上の物件に住むことが当たり前なように、イタリア人の生活における全てが「資源・素材」を活かしたものなのだ。

 

話をスーツに戻すと、シンプルに着こなすには、素材が良くないと際立たない。

着こなし①にも重複するが、上質な素材と高いテーラリング技術で作られたイタリアスーツは、シンプルに着こなしてこそ最高に洒脱なのだ。

 

 

本場イタリア人ファショニスタから学ぶ着こなし術

イタリアファッションは、実際に洒落者から学ぶことが1番だ。

トレンドに流されずに、クラシコイタリアを体現する2人を紹介したい。

 

 

ラポ・エルカン

 

 

 

FIAT元会長ジャンニ・アニェッリの孫で、アパレルメーカー「イタリアン・インディペンデント」創業者&社長。

イタリアを代表するファッションアイコンであり、ラルフローレンやトム・フォードと並び世界トップファショニスタの一人と称されている。

 

 

 

 

Photo : Lapo Elkann’s Instagram

 

ラポは、トレンドに流されずに「着たい服を着る」という主義。

イタリアらしい幅広ラペルや、ウィンドウペン柄のジャケットを好み、一見派手かと思いきやクラシカルなコーディネートを得意とする。

 

以前GQ誌のインタビューにて「スタイルは自分らしさから、楽しむことでつくられるんだ」と語っているとおり、ファッションは自己表現であり、自分らしさを生かすことがイタリアファッションの真髄なのだろう。

 

 

アレッサンドロ・スクアルツィ

 

 

 

ミラノを拠点に活動するイタリアの企業家、アレッサンドロ・スクアルツィ。

その他デザイナー、ファッションコンサルタントとしても活躍している。

 

アレッサンドロは、2009年に世界で最も影響力のあるファッションスナップ「サルトリアリスト」に登場し人気に火が付く。

また、毎年ファッション業界人が注目する、イタリアのメンズファッション見本市「ピッティ・ウォモ (PITTI UOMO)」でもスナップの常連だ。

 

 

 

「お気に入りの色」と語るチャイナブルーのセットアップ。派手なカラーは他をシンプルにまとめてバランスを取る。

 

最近では「レオン」や「メンズクラブ」といった日本のメンズ誌にも頻繁に登場している。

 

ネイビー、ベージュのスーツスタイルに素足ローファーが彼の定番スタイル。シンプルながらも上品なコーディネートで大人の色気を醸し出す。

 

 

 

 

Photo : Alessandro Squarzi’s Instagram

 

シンプルながらもスタイリッシュに決まる秘訣は、素材の良さと、自身の体を熟知したジャストサイズのスーツにある。

 

 

イタリアスーツに合う、アルファ ロメオの魅力

洒落たイタリアスーツを纏うなら、それに相応しい車が欲しくなる。

イタリア的エレガンスを求めるあなたには、是非ともアルファ ロメオをお薦めしたい。

 

 

 

 

アルファ ロメオを象徴する名車「ジュリエッタ」は、都会的で洗練されたデザインもさることながら、「エンジン オブ ザ イヤー2010」を受賞した1.4L ターボ マルチエアエンジンを搭載しており、スポーティーな走りと官能的なドライビングフィールをもたらしてくれる。

 

また、日常使いのコンパクトカーを選ぶなら、個性的なデザインと最先端テクノロジーの融合で生まれた「ミト」も良い。個性的な流線型の筋肉質なルックス、快適性を追求した5人乗りシート、街乗りに適したスポーティーな走行性能など、コンパクトカーの域を超えた”プレミアムコンパクト”だ。

 

 

ちなみに、先ほど紹介したラポ・エルカンも、アルファ ロメオに乗るアルフィスタ(アルファ ロメオ愛好家の意)だ。

 

 

Photo via : automobilismo

 

レトロながらも洗練されたアルファ ロメオの魅力は、乗っているだけで日常を映画のワンシーンに変えてくれる。

 

これからの春夏シーズンには、ファッションも車もイタリア流クラシック(クラシコイタリア)にチャレンジしてみてはどうだろうか?

 

 

Mondo-Alfa/記事下部

アルファ ロメオの世界(Mondo Alfa)についてさらに知りたい方は公式Mondo Alfaサイトまで。

 

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