世界最大の宿泊予約サイト「ブッキング・ドットコム」の提供でお届けする、LGBTの為のオランダ・アムステルダム旅。
アムステルダムといえば、売春や大麻が合法の「世界一自由な国」として有名だ。
また、LGBTフレンドリーな土地柄から、ヨーロッパ中からゲイが集まるホットなバー&クラブが多数存在する。
今回はアムステルダムのゲイ的なナイトライフを紹介するとともに、人気GOGO3人(ケンジ、アレックス、サム)による、ナイトライフ体験レポも合わせてお届け!
アムス一の観光名所、ピンクネオンの売春地帯「飾り窓」
オランダは売春が合法化されており、国の管理下のもとに「飾り窓」という売春地区が存在する。
セクシーな下着姿のセックスワーカーたちが、ピンクネオンのガラス越しから、通りにいる人々を誘惑するのだ。
日本でいう新宿・歌舞伎町のような場所なのだが、エリア一帯がピンクのネオンライトに照らされており、エロティックさとスタイリッシュが混じりあり、まるでアートポルノ映画の中にいるかのような感覚に陥る。
聞くところによると、昔はゲイ向けのセックスワーカーもいたそうだが、今では男女向けのみだそう。もちろん、単にエリアを歩くだけでも楽しいので、是非訪れてほしいナイトスポットだ。
世界最古のゲイバー「カフェ マンチェ」
1927年創立・今年で90周年を迎えた、現存する世界最古のゲイバーといわれる「カフェ マンチェ」は、アムス旅行では必ずや行くべきスポット。
こじんまりとした空間ながら、店内は年代物のあらゆる装飾で彩られており、レトロなヨーロピアンスタイルを堪能できる。
また、年配の方(70・80歳)から20代前半の若者、ゲイ&レズビアンなど、様々な客層が入り混じり合うミックス感も面白い。
ダークルーム付きのクルージングバー「イーグル」
日本だとあまり馴染みがないが、欧米では1Fがゲイバー、地下1Fがクルージングスペース(ハッテンエリア)となっている”クルージングバー”が多く存在している。
ここ「イーグル」は、米サンフランシスコ発祥のゲイバーで、地元では有名なバー。
人でギュウギュウ詰めの1Fから地下に降りると、そこはほぼ真っ暗。日本のハッテン場の雰囲気に近く、各々が楽しんでいる。
元々はレザー好きの為のフェティッシュバーだが、フェティッシュな格好じゃなくても入れるのでご安心を。
ただ、日によっては過激なイベントが行われておりドレスコードがある日もあるので、行く際は事前にHPでチェックしていくべし。
カルチャーショック間違いなし!クルージングクラブ「クラブ チャーチ」
ゲイクラブ「クラブ チャーチ」は、アンダーウェア着用の「アンダーウェアパーティー」が人気で、アムステルダムで最も有名なゲイスポット。
実際に我々も訪れたところ、なんと入場まで1時間待ち…!!
ようやく店内に入ると、まずは受付で荷物を預けアンダーウェア姿に着替える。
ここでは1Fがバー・クラブスペース、2F&B1Fがクルージングスペースとなっている。決して広くない店内だが、吹き抜けの天井や爆音の音楽が気分を盛り上げる。
そして2Fでは、それはそれは過激なプレイが繰り広げられており、、なかなかディープな場所。写真NGなため店内を見せられないのが残念だが、行けばカルチャーショック間違いなしなので、実際に確かてみてほしい。
日本とは異なるポジティブなハッテン場!?「NZ」
日本のハッテン場といえば、やや陰湿でアンダーグラウンドなイメージが強いが、ここアムステルダムのハッテン場「NZ」は全く異なっている。
まず店内に入場するとエントランス部分がバーエリアとなっており、そこに多くのビーチチェアが敷かれ、みんなワイワイガヤガヤと歓談をしている。
一方のクルージングエリアは、迷路になっており、個室もあったりと、日本の一般的なハッテン場の雰囲気と変わらない。
だがしかし、このバーエリアとハッテンエリアのギャップが極端なので驚くだろう。
周りを見渡すとみんな友達同士できているよう。日本で友達とワイワイとハッテン場にいく感覚は少ないだろう。なんというか、、すごく陽気でポジティブなハッテン場。
性に開放的なアムステルダムの人々を直に体験できる。
ヨーロッパ随一の巨大ナイトクラブ「Gashouder」
市内中心部から少し外れたエリアにある「Gashouder」は、東京でいう新木場アゲハに近い巨大なナイトクラブだ。
この日はゲイプライドのアフターパーティー「FUN HOUSE」が開催されており、数千人のゲイが集結し大賑わいだった。
建物は、屋内のメインフロアと、屋外エリアに分かれており、みんな上半身を脱いでハーネスやパンツ姿に着替え楽しんでいるのが印象的だった。
クラブ内のイメージとして、昨年のプライド後の「FUN HOUSE」オフィシャル動画を観てみて。
GOGO3人に聞く、アムスのナイトライフのオススメポイントとは?
────今回、飾り窓~ゲイバー~クラブなど、アムステルダムの豊富なナイトライフを体験したGOGOケンジ、アレックス、サム。どれをオススメするだろうか?
サム:自分はナイトライフで一番良かったのは「飾り窓」。日本では絶対に無い不思議な光景だし、一瞬で心奪われた!
ケンジ:クラブやバーどこも(笑)。日本では絶対体験できない発見があった。
例えば、日本のクラブやバーて、ビジュアルでの明確な細分化(年齢層や体型、フェチなど)されることが多いけど、ここアムスでは一切ない。
アジア人だからヨーロッパに行くと、クラブなんかで引け目を感じちゃうと思いがちだけど、ここアムスは、年齢や体型で人を判断しないから、受け入れられる土壌がある気がする。
あと、クラブではお客さんは基本脱いでる!
日本だと夏のアゲハぐらいしかみんな脱がないし、それ以外は『六尺ナイト』みたいな大義名分があればみんな脱ぐけど、そうでない限り脱ぎづらい。多分みんな脱ぎたいとは思ってる。だけど、アムスでは年齢や体型に関わらず『脱ぎたいから脱いでる』っていう、周りの目を一切気にしないのがすごく印象的だった!
アレックス:本当にそう。みんな上半身脱いでるから、むしろ「服着ている自分たちの方が場違いなんじゃないか?」って思えてくるぐらい(笑)
あと日本だと脱いでる人はカラダを鍛えている人がほとんどだけど、ここアムスだと、細身の人や逆にかなり太った人、体型や年齢で脱ぐことを躊躇していない。
「自分がいいなら他人の目を気にしない」っていう、自分自身に制限をかけず自己表現している感じがすごく良いなと思った。
ケンジ:日本人って、本当はクラブとかイベントで際どいパンツや衣装ちっくなものを着たいと思ってる。(ケツワレ、ハーネス、シングレットとか)
だけどイベントで着ると、誰かに後ろ指をさされるんじゃないか?って思ってるんじゃないかな。
だからこそ、ぜひアムスに行く際は、自前の際どいパンツや衣装を持ってクラブに行ってほしい。
アレックス:うんうん、それはすごくいいね!
────旅の醍醐味の一つにナイトライフを挙げる人も多いはず。
今後はアジア圏だけじゃなく、ヨーロッパなどの欧米ゲイカルチャーを体験しに行く旅も楽しいかもしれない。
ぜひブッキング・ドットコムで、自分だけの最高な旅を探してみて!