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春は就職・転職シーズン。
ということで、ジェンクシーでは「ゲイたちの仕事」実態を調査するべく読者アンケートを実施。(回答いただいた読者の方ありがとうございます!)
みんなが気になるであろう、ゲイに多い職業、年収、転職事情などを赤裸々に調査したので、ぜひチェックしてみて。
ウェブアンケートでは、全国のゲイ・バイセクシュアル男性804人が回答。
内訳は、20代265人、30代339人、40代155人、50代40人、その他5人。
まずは現在のお仕事&収入事情から見ていこう。
みんなの年収を見てみると、一番多いのが「300~400万」、続いて「400~500」と中間層が大半を占めている。
高所得層である700万円~1000万円は全体の10%、1000万円以上の富裕層は全体の6%存在した。
この年収分布は、国税庁が出している男性の年収調査と比較してもほぼほぼ変わらない。(誤差1%程度)
ということは、ゲイは収入が高い/低い等の差はあまりないようだ。
次に「月に自由に使えるお金」を見ていこう。
月に自由に使えるお金は、7~10万円が最も高く、多くの人が比較的自由にお金を使えているようだ。
それでは何にお金を使っているのか?
「外食、飲み代、交際費」が圧倒的に多く、ゲイたちは外への消費が多いことがわかる。
また趣味、ファッションも高い割合を占めている。
意外にも「貯金」に回している人が多くいたことだ。
毎月の貯金額を聞いたところ、「貯金していない」が最も高く、ゲイの5人に1人は貯金していないことがわかった。
「貯金している人」と回答した人の多くは、1〜5万円の幅で定期的に貯金しているようだ。
円グラフにはないが、「ボーナスなど臨時収入が入った時だけ貯金する」と答えた人はわずか7%のみ。ボーナスは貯金せずに消費する傾向にある。
驚くべきは、毎月10万円以上貯金している人は全体の11%おり、中でも月20万以上貯金しているツワモノが2%(23人)もいたこと!
データから見ると、貯金は、する人/しない人がハッキリ分かれているようだ。
次は家賃に関して。
家賃は「5~7万」が最も多く、2番目は「7~10万」。実家暮らしの数も多かった。
前提として、全国版のデータを取っているため、地域によって家賃が大きく異なる。
また、ある程度ルームシェアしている人も想定されるため、一人当たりの家賃が安い傾向にある。
巷では「ゲイは医療系に多い」「ITに多いよね」など言われるがその実態とは?
1位は「小売・サービス」、2位は「IT関連」、3位は「メーカー」となった。
やはり医療系、IT系は多い。
あと、公務員も多いことは驚きだ。
次は「職場でカミングアウトしているか」を聞いた質問。
職場でカミングアウトしているかを聞いた質問では、67%が「していない」と答える一方で、「している」「聞かれたらする」と答えた人は30%もいた。3人に1人のゲイが職場でカミングアウトしていることになる。この多さは意外?
「カミングアウトしている」と回答した人たちに、職場でカミングアウト範囲を聞いた質問は以下。
6割が「職場の仲良い人のみ」と回答。
その次は「会社全体」となり、みんな割とゲイをオープンにして仕事していることになる。
さて、クローゼットの人が気になるのが、「会社でカミングアウトした後どうなったのか?」だろう。
回答を見てみると、「カミングアウトする前と後は何も変わらない」と回答した人が半数、次に「働きやすくなった」「人間関係が良好になった」が続く。
実にカミングアウトした人の91%がポジティブな回答をしている。
もちろん、カミングアウトする・しないは個人の自由だが、会社でカミングアウトしたとしてもネガティブなことは少なそうだ。
職場内で感じる嫌なことを聞いた質問では、やはり「結婚・恋人の有無を聞かれる」が圧倒的に多かった。
また、「ゲイを笑うホモネタがある」や「パワハラ・セクハラがある」「人間関係が悪い」など人間関係に関する悩みが多いようだ。
みんな転職についてどう考えているのだろうか?
転職回数を聞いたところ、意外にも0回がほとんどだった。
その次に1回、2回が続く。
今回のアンケートは30代の回答が一番多いのだが、転職に対して慎重なのか転職回数が少ないのが気になるところ。
最後は「会社選びで重視すること」を聞いてみた。回答は以下。
一番はもちろん「年収」。
特徴的なのが、2位の「仕事内容が楽しいかどうか」や5位の「社内カルチャーが合っているかどうか」の2つ。
低かったのが「ヒゲOK」「私服勤務」など外見に関することだ。外見よりも、ホワイトな仕事環境やモチベーションを保てる職場を求めている人が多いようだ。
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「ゲイと仕事」のアンケート結果、いかがだっただろうか?
最後の質問でもわかるとおり、最近の仕事選びは、年収や福利厚生といった待遇面、また有名企業というネームバリューだけで会社を選ばれる時代ではない気がしている。
特に20・30代の若い世代は、ワークライフバランスを求めている人が多いようだ。
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