先日、「デスパレートな妻たち」でお馴染みの米俳優チャーリー・カーヴァーがゲイであることをカミングアウトし、双子の兄弟であるストレートのマックスに日頃の感謝を伝え話題となった。
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実は、LGBTの兄弟や姉妹をもち、彼らにサポートを表明するハリウッドスターはマックス以外にも多く存在する。今回はその中から8人のスターを紹介。
コリン・ファレル
アイルランド出身の人気俳優コリン・ファレル。
昨年アイルランドで同性婚の法案が通る前に、コリンは人々に法案を支援するよう心のこもったビデオで訴えかけた。それは、ゲイの兄イーモンのためだ。
ビデオの中で彼は言う。「結婚(同性婚)する夢を叶えるために兄が祖国を去らなきゃいけないのは、どうかしてるよ!」
アン・ハサウェイ
『プラダを着た悪魔』で一躍有名になったアン・ハサウェイは、敬虔なカトリックの一家で育った。しかし、兄のマイケルが家族にゲイだとカミングアウトし、家族はすぐに信仰を捨てることに決めた。
アン・ハサウェイ「兄がカミングアウトした後に、私たち家族は監督教会に改宗したの。」 「なぜ私が、愛する弟の生き方が制限されるような宗教を信仰する必要があるの?」
クロエ・グレース・モレッツ
女優クロエ・グレース・モレッツは5人兄弟だが、そのうち2人はゲイの兄弟。兄トレバーとコリンがゲイだとカミングアウトした時、クロエは11歳だった。
「私の兄弟が嫌われたりイジメられたりするのを見るのは本当に辛かったわ。だから私は彼らのために立ち上がることにしたの。」
「私たちは、セクシャリティを表す言葉がこれ以上レッテルを貼ったり、私たちを離れ離れにしてはいけないと思っているの。」
デヴィッド・アークエット&パトリシア・アークエット
映画『スクリーム』で知られる俳優デヴィッド・アークエットと、姉でオスカー女優パトリシア・アークエット、その2人の兄弟にあたるアレクシス・アークエット。
アレクシス・アークエットはトランスジェンダーの女優・ドラァグクイーンとして活動している。
デヴィッドは、これまでに何度もトランスジェンダーの姉アレクシスについて話してきた。
「僕は人々が、自分らしく生きようとしている人たちに対してどれだけ残酷になれるかを見ながら育ってきたんだ。」
シンディー・ローパー
ゲイアイコンのシンディー・ローパーは、なるべくしてアイコンになったと言えるだろう。彼女は「いつも姉の味方よ」と宣言している。
「私の姉はレズビアンよ。そして、彼女は私が知っている最高に素敵な人のうちの一人なの。」「家族の味方になってあげられないって、それじゃあ、あなたは誰の味方になれるのかしら?」
アダム・レヴィーン
『マルーン5』のボーカリスト&俳優のアダム・レヴィーン。
彼は「セクシャリティは選択できる」と語る人々に容赦ない。なぜなら弟マイケルがゲイだから。
「セクシャリティは後天的に形成されるものだっていう意見があるけど、僕はそれを全部論破できるね。信じてくれ。生まれつきのものだよ。」
「僕の弟がゲイだってことは彼が2歳のときから気づいてた。みんな気づいてたよ。」
クリス・エヴァンス
『キャプテン・アメリカ』『アベンジャーズ』のスター俳優クリス・エヴァンスは、カミングアウトをした弟のスコットが、いかに勇敢であるかについて話した。
「弟がカミングアウトしてくれて本当に嬉しいよ。カミングアウトをするって難しいことだと思うけど、僕たちは世界一ってぐらい偏見のない家庭で育ったんだ。」
ちなみに、母はクリスもゲイでないと知って落ち込んだとか…!!
「母さんは、僕たち二人がゲイであることを望んでたと思うけど、とりあえず一人がゲイでよかったね(笑)」