>>【特集】編集部が体験、世界中のゲイに愛される旅行先「南アフリカ」を大特集!
「南アフリカ」と聞くと、どんなイメージを持っているだろうか?
広大なサバンナやジャングルは想像付くけど、なんだか危険そうだし、ちょっと怖い?
多くの人が持つアフリカのイメージだが、「南アフリカ」はこれらを全く感じさせない、今世界中で最も注目されている旅行先の一つだ。
今回ジェンクシー編集部が南アフリカを訪れ、観光からLGBT的アクティビティまで体験。
知られざる「南アフリカ」の魅力を数回に渡って紹介していきたい。
南アフリカには多くの観光都市が存在するが、今回はその中でも1番の人気都市「ケープタウン」を訪れた。
南アフリカへは、日本から南アフリカ航空にて17時間。成田から香港経由で、南アフリカ最大の都市「ヨハネスブルグ」に到着する。最終目的地の「ケープタウン」へは、ヨハネスブルグから国内線に乗り継ぎ2時間で到着。
「アフリカ」と聞くと、日本から移動だけで何十時間も掛かるイメージだが、ヨーロッパの主要都市に行くのと大差ないのが驚きだ。
また、南アフリカは南半球なので11月~3月は夏。この時期ケープタウンは乾季にあたりベストシーズンとなる。よって年末年始は欧米諸国からリゾート地として多くの観光客が訪れる。
「アフリカ」というと治安が悪く、危険なイメージを持つ人も少なくないだろう。
一口にアフリカといえど54ヶ国あり、ここはアフリカ大陸で最も栄えている国「南アフリカ」。
多人種国家なので、街には白人も多く、黒人、カラード(ヨーロッパ系白人とアフリカ系黒人の混血)、アジア人など、とてもバリエーションに富んでいる。
特にケープタウンは、世界中から観光客が訪れるリゾートシティとして、街の治安がとても良いことで知られており、他の海外旅行同様に、最低限旅のルール(①深夜に出歩かない、②危険とされるエリアに行かない等)を守れば、危険な目に合うことはまず無いだろう。
ケープタウンには、ランドマークであるテーブルマウンテン、喜望峰、世界遺産のロベン島など、多くの観光名所が存在する。
そんなケープタウンを一気見したいなら、手っ取り早くヘリコプターによるクルーズがおすすめ!
ヘリのクルーズはガイド付きで、ケープタウンの市街から大自然を、20分と時間を掛けて見れるのが魅力。
またコースも、ケープタウンを1周するコースから、喜望峰やロベン島など目的地別に5種類から選択できる。
ケープタウンは、新・世界7不思議の一つ「テーブルマウンテン」が有名だ。
山の上が切り取られたように平らであることから付いたテーブルマウンテンは、ケープタウンのランドマークになっている。
頂上まではケーブルカーで登るのだが、360度回転しながら頂上へ向かうため、様々な角度からの眺望を楽しめる。
標高1086mの頂上につくと、山の頂上とは思えないほど平ら。
澄んだ空気が心地良く、大西洋を一望する180度の絶景は感動必至だ!!
頂上には、休憩スペースとカフェがあり、テラス席で景色を楽しみながら暫しのブレイクタイム。
丁度夕暮れ時だったこともあり、太陽が西の空へ沈みゆく幻想的な空に。
夕焼けに赤く染まる空を見ながら白ワインを飲む贅沢。
まるで雲の上にいるかのような感覚は、ぜひ一度体験してほしい。
テーブルマウンテンと並び、ケープタウンの観光名所の一つ「喜望峰」。
大航海時代の1497年に、バスコ・ダ・ガマがインド洋航路を発見した際に「喜望峰」と名付けた世界で最も有名な岬だ。
アフリカ大陸の最南西端にあたり、大西洋とインド洋がぶつかる場所に位置している。
喜望峰のあるケープ半島は、そのほとんどが国立公園で、世界遺産に指定されている。
園内には、数千種の珍しい植物が生い茂る大自然の宝庫。喜望峰の眺めも最高だが、そこに行くまでの大自然のハイキングコースも楽しい。
ケープ半島国立公園内にある「ボルダーズビーチ」には、アフリカ大陸唯一のペンギン「ケープペンギン」の生息地。
ビーチに入ることはできないが、海外沿いの歩道から3000羽以上のペンギンたちを間近で見ることができる!
ペンギンたちは丁度日向ぼっこ中。太陽の方へ向かって顔を上げて静止している様子が可愛い…。ケープタウンにきたら必ず訪れてほしいスポット。