【総集編】世界的有名な「LGBTの映画監督」まとめ

August 21st, 2016

LGBTの映画監督まとめ

 

 

LGBTをテーマにした映画を総じて「LGBT映画(クィア映画)」と呼ぶが、これまで多くのオープンリーLGBTの映画監督たちが素晴らしい作品を世に送り出してきた。

 

そこで今回は、現役で活躍するオープンリーLGBTの映画監督を一挙紹介!

 

 

ライアン・マーフィー(Ryan Murphy)

 

ライアン・マーフィー

 

 

TVドラマ「glee/グリー」「アメリカン・ホラー・ストーリー」で知られるオープンリーゲイ監督のライアン・マーフィー。

日本でも人気の高い「glee/グリー」は、エミー賞で20部門ノミネート、うち監督賞を含む4部門を受賞している。

 

TVドラマの制作がほとんどのマーフィーだが、2014年のTV映画「ノーマル・ハート」では、ゲイ男性のエイズを題材に制作され、マット・ボマーが、ゴールデングローブ賞を受賞している。

 

 

アンドリュー・アン(Andrew Ahn)

 

Andrew-Ahn

 

 

アンドリュー・アンは、2011年に「Andy(原題)」を2012年に「Dol(原題)」というショートフィルムを発表して脚光を浴びた。

「Dol」は、ロサンゼルスのLGBT映画祭にて脚本賞を受賞しており、アンは「両親にカミングアウトするためにこの映画を作った」と述べている。

自身初の長編映画である「Spa Night(原題)」は、主人公であるデイビッドが、ロサンゼルスのハッテン場でセックスを通して自身のセクシャリティと向き合っていくという物語だ。アンは、韓国人のアイデンティティとゲイカルチャーを描き出す作品の製作に注力している。

 

 

デジレ・アッカバン(Desiree Akhavan)

 

Desiree-Akhavan

 

 

自身の経験から着想を得て製作したという映画「ハンパな私じゃダメかしら?(2014)」は昨年の東京国際レズビアン & ゲイ映画祭(現:レインボー・リール東京)でも公開された。

映画は、主人公のペルシア系アメリカ人女性のシリーンが、元カノとの複雑な関係と自身の性的アイデンティティ、伝統的な家族へのカミングアウトに悩む姿を映し出している。

 

 

ペドロ・アルモドバル(Pedro Almodóvar)

 

Pedro-Almodóvar

 

 

アカデミー賞を始めとする、世界の映画賞を総なめにするスペイン出身の映画界の重鎮といえば、ペドロ・アルモドバルである。

アルモドバルは、ドタバタ茶番コメディーからメロドラマまで様々なジャンルと得意とする。彼の作品は女性に焦点を当たっているものが多いと思う人もいるかもしれないが、実はLGBTや性自認、キリスト教の暗い部分を描いた作品も多い。

「オール・アバウト・マイ・マザー(1999)」「トーク・トゥ・ハー(2002)」「バッド・エデュケーション(2004)」「ボルベール〈帰郷〉(2006)」などは、レイプや虐待、近親相姦などのシリアスなトピックを絶妙に描き出している。

 

 

グレッグ・アラキ(Gregg Araki)

 

Gregg-Araki

 

 

ニュー・クィア・シネマ(※)の巨匠と言えばグレッグ・アラキだ。「ドゥーム・ジェネレーション(1995)」はアラキの作品で最もよく知られている。2011年に日本で公開された映画「カブーン!」はカンヌ国際映画祭でLGBTをテーマにした映画に送られるクィア・パルム賞を受賞している。

 

※ニュー・クィア・シネマ:LGBTのステレオタイプに捉われない描き方をしたクィア映画。この特徴は90年代以降のクィア映画に見られる。

 

 

ジェイミー・バビット(Jamie Babbit)

 

Jamie-Babbit

 

 

ジェイミー・バビットは「ギルモア・ガールズ」「Lの世界」「Looking(原題)」など、これまで様々な有名どころのテレビドラマのエピソードにおいて監督/製作に携わってきた。

 

しかし、バビットを好きな人なら彼女が監督/脚本を務めカルト的人気を博した映画である「Go!Go!チアーズ(1999)」を彼女の傑作として挙げるのではないだろうか。

ホモフォビックな両親に「同性愛矯正施設」送りにされてしまう高校生の主人公メーガンが、自身のセクシャリティを探求していく姿は、1999年の映画公開当時、多くのLGBTの共感を呼んだ。

 

 

ザル・バトマングリ(Zal Batmanglij)

 

Zal-Batmanglij

 

 

脚本家で女優でもあるブリット・マーリングとコラボすることが多いバトマングリは、2011年に「Sound of My Voice(原題)」、2013年に「ザ・イースト」の脚本を共同で務めた。バトマングリは、今の所LGBTを題材にした映画の製作には携わっていないが、彼が製作に携わる映画はサンダンス映画祭で上映されるなど定評があり、今後が期待されている。

なお、ロックバンド「ヴァンパイア・ウィークエンド」を結成したロスタム・バトマングリは弟であり、兄弟ともにゲイであることをカミングアウトしている。

 

 

リサ・チョロデンコ(Lisa Cholodenko)

 

Lisa-Cholodenko

 

 

リサ・チョロデンコの作品で最も成功を収めたのは「キッズ・オールライト(2010)」である。同映画は、アネット・ベニングとジュリアン・ムーアがレズビアンカップルを演じ、精子提供で生まれた子供たちがドナー元の男性を探す様子を描いたドタバタコメディー。

チョロデンコは「キッズ・オールライト」以来長編映画の製作に携わっていないが、2014年に監督を務めたHBOのミニシリーズ「Olive Kitteridge(原題)」において、エミー賞と全米監督協会賞を受賞している。

 

 

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