2017/07/13

タチ・ウケ・リバ、ゲイ11人の赤裸々「セックス座談会」

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──リバの場合、タチとウケをどう切り替えているのか

 

司会:リバの人って、タチの時は男っぽくとか、ウケの時は女っぽくみたいな、自分の中でキャラクターを切り替えたりしているんですか?

 

タクト(V):相手によって切り替わるかな。

 

マサキ(B):その時って、タチ=男らしさ、ウケの時=女らしさ、みたいなのは意識している?

 

タクト(V):あんまり男女といったジェンダーを意識はしていないかも。タチでもウケでも”男としてどうヤるか”って感覚。

本当に相手の好みに合わせますね。例えば、かわいいタチが好きな人もいれば、オラオラなウケが好きな人もいるから、結局相手が喜ぶものに合わせる。

その切り替えを”演じている”というよりは、それも「セックスの醍醐味」として楽しんでいる部分が大きい。

 

マサキ(B):なるほどねぇ〜。

 

トモ(B):自分の場合、ウケの時に「もうちょっと声出した方がいいかな」とか色々考えたりして、たまに演技しちゃうこともあるんだけど、タチはそういう風に演技したり、盛ったりすることはあるの?

 

ヤス(T):ない。無理なことをしても最終的に後悔するから。

 

カズ(T):セックスを盛り上げようと努力はするけど、必要以上に盛ることはしない。自分が「盛ってる!」と思っちゃうとどんどん萎えちゃうんだよね。

 

 

 

 

──ポジションとジェンダーの関係性

 

マサキ(B):このタチ・ウケ問題でイヤなことがあって、たまにタチとかで、「俺は男だからタチしかやんねぇよ」みたいな人いるじゃん。そういう人に限ってウケだったりする。

ゲイの中にある一種の固定観念や偏見を、自分のセックスの中に持ってこられるのがイヤ。

 

タクト(V):あるねそれは。自分もアプリのプロフィールを見てて萎えることの一つが「男だからセックス好きです」って書いてる人。

 

マサキ(B):あと、「女っぽい人苦手です」とかね。はぁ?って感じ。

 

タクト(V):自分としては、ゲイという存在って、男と女の間でもいいなって思っていて、男女の価値観とは違うところで存在しててもいいはずなのに、なんでゲイのセックスに、既存の男女の価値観を持ってくるのかが分からない。

 

マサキ(B):ゲイの人たちって、「女っぽい」ていじめられた過去を持つ人多いじゃない?だから「男らしさ」に対して、ノンケの男よりも強いものがあると思う。

だからこそ、挿れる・挿れられる側で説明されてしまうのが、ウケとしては、すごくもどかしい部分がある。

 

自分はゲイにしては髪も長めだし、少し女っぽい部分があるかもしれないけど、個人的にそれは自己表現であって、そこを勘違いしないで欲しい。

 

 

 

 

トモ(B):うん、自分も「俺、タチだからSなんだよね」とかもイヤだなぁ。

そうじゃなくてもいいのに。優しいタチでいいじゃん?気弱なタチでもいいじゃん?って。自分はオラオラよりそっちの方が好き。

 

タクト(V):メンタリティの問題なのかも。例えば「俺、セックスの時って、獣みたいに攻めちゃうんだよね」とかだったらいいんだけど、「俺、男(ノンケ)みたいに攻めちゃうんだとね」とか言われちゃうとすごくイヤな感じがする。

 

司会:タチ・ウケというポジションはあくまでもセックスの役割のはずなのに、それがジェンダーやその人の性格までをも特定するという偏見は、ゲイコミュニティの課題なのかもしれませんね。

 

 

──セックス中、相手のどんな仕草に萌える?

 

司会:お次は、それぞれのポジションの視点から、セックス中に相手のどんな仕草に萌えるかをお聞きします。

 

ヒデ(B):僕の場合、9割ぐらいウケでたまにタチをやるんだけど、ウケの時に腕をガッ!と掴まれると結構アガるから、たまにタチする時も同じことをする。

優柔不断な感じや、優しく攻めらるのはあんまり好きじゃない。ちょっと荒々しいぐらいの感じが好きかな。

 

 

 

 

アツシ(V):仕草ではないけど、相手の体臭が好き。

ベッドの上じゃないと嗅ぐ機会ないから、ここぞとばかりに嗅いじゃう。

 

ヤス(T):セックス中、しがみ付かまれるのが好き。アガる。

 

マサキ(B):正常位でもバックでも、お互いの顔が近いのが好き。ちゃんと肌を合わせてヤッてる感じがするから。

 

クリス(T):僕はキスが好きだから、キスができる体位が好き。

あとは相手の全てを見たいから、明るくしてやるのが好き。相手は結構恥ずかしがりますが(笑)

 

アニ(T):何でもいいから、相手が感じている時が一番アガる。

演技しているのはだいたい分かるし、本気で感じている時はすごく嬉しい。

 

ヤス(T):演技ってのは、すごく分かる。アンアン喘いでても目線で分かるよね。

 

司会:相手が感じているを見てるのがアガるんだったら、ヤッてる相手が痛がっている姿はダメってことですね。

 

アニ(T):そう、痛がってたらこっちも萎える。とにかくどんなことしてても、こっちからのアクションで相手が感じてくれることの全てアガる。

 

 

 

 

タクト(V):自分は、セックス前のTシャツを脱ぐ瞬間が好き。

Tシャツを脱ぎ辛そうに脱いでるあの瞬間って「あ、スイッチ入った!」って感じがするからすごく萌える(笑)

 

司会:じゃあ例えば、お風呂上がりでセックスする場合にパンツ一丁でベッドに来られるよりも、ちゃんと着衣状態でスタートする方がいいってこと?

 

タクト(V):そう。Tシャツを脱ぐところみたいし、脱がしたい!

パンツ、バスタオル一丁とかはイヤ。

 

ヒデ(B):めっちゃ分かるわ〜それ!だってAVとかで、Tシャツ脱ぐシーンとか何回も巻き戻して見ちゃうもん(笑)

 

タクト(V):なんで服を脱ぐ仕草に萌えるかっていうと、みんな社会生活なり体裁を背負ってるじゃないですか。そんな社会人が、自分の前だけでその社会の”鎧”を脱ぐって、すっごくエロい。

だから、最初から変態な感じでこられてもアガらないし、真面目な時からのエロモードに切り替わるギャップに萌える。

 

みんな:わかるわかる!

 

 

 

 

マサキ(B):それって、日本人特有のエロスかもしれない。

自分はずっとNYで育ってきて最近日本に帰ってきたから、長らくアメリカのゲイたちを見てきたけど「脱ぐ仕草から楽しむ」っていうのはあんまりないかも。

 

タカ(T):自分の場合、相手がタイプだったらオールオッケー。

相手とやる時点で、すべてを受け入れる。だから恥ずかしがらずに全てを見せてほしい。

 

ヨシ(B):自分の場合、正常位で掘られてる時に、相手の汗がドバドバ顔にかかるが好き(笑)興奮している感じがわかるし、すごくセクシー。

 

カズ(T):相手から腰振ってくれた時がアガる。パンパンとリズミカルに。こっちから一方的じゃなくて、ぁあ相手もノッてるなぁって!

 

トモ(B):でもたまにリズム合わない人っていますよね?笑

 

みんな:(爆笑)

 

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