同性婚できる国はどのくらいあるのだろうか?
現在、同性婚または同性パートナーへの法的保障がある国は世界47ヶ国にのぼる。
国際レズビアン&ゲイ協会(IGLA)が発表した世界地図と共に紹介したい。
上の世界地図の中で、緑のゾーンが同性パートナーへの法的保障がある国だ。
47ヶ国の内訳は以下の通り。
同性婚可能国(22ヶ国)
オランダ、ベルギー、スペイン、ノルウェー、スウェーデン、ポルトガル、アイスランド、グリーンランド、デンマーク、フランス、南アフリカ、アルゼンチン、カナダ、ニュージーランド、ウルグアイ、イギリス、ブラジル、コロンビア、アメリカ、メキシコ、ルクセンブルク、フィンランド
同性パートナー制度のある国(25ヶ国)
ドイツ、オーストリア、スイス、イタリア、クロアチア、ギリシャ、アンドラ、ハンガリー、キプロス、エストニア、マルタ、チェコ、エクアドル、チリ、アイルランド、オーストラリア(4つの地域)、スロベニア、イスラエル、コスタリカ、ベネズエラ、ジブラルタル、ジャージー諸島、サンマリノ、リヒテンシュタイン、マン諸島
同性愛が「犯罪」となる国(73ヶ国)
世界で、同性パートナーへの施策&同性婚を認めているのは47ヶ国だが、逆に同性愛が「犯罪行為」とされている国は、全世界73ヶ国も存在する。
先ほどの世界地図の赤色のゾーンがそうだ。
中でも、アフリカ地域が33ヶ国と最も多く、その次にアジア&中東24ヶ国と続く。
イラン、サウジアラビア、イエメン、ウガンダ等の一部の国では、同性愛者であるだけで死刑、罰金、懲罰刑が科さられる国もある。
世界では多くの国(地域)が同性カップルを法的に認めているが、日本では自治体レベルに留まり、法的効力をもつ制度は存在していない。
今回のイタリアの件をうけ、G7で同性カップルへの法的権利のない国は日本だけとなっており、数年後に迫る東京五輪に向け、更なるLGBT権利向上が望まれる。
五輪憲章には以下のように記されている。
「五輪憲章の定める権利および自由は人種、肌の色、性別、性的指向、言語、宗教、政治的またはその他の意見、 国あるいは社会のルーツ、 財産、 出自やその他の身分などの理由による、 いかなる種類の差別も受けることなく、 確実に享受されなければならない」
五輪委員会では、あらゆる差別を禁止し個人を尊重しており、これはアルファ ロメオが掲げるCSVテーマ「Be yourself.(自分らしく生きる)」に通ずるものだ。
アルファ ロメオでは、民族、セクシャリティ、ハンディキャップを超えて、すべての人が自分らしく生きる社会実現を目指した様々なプロジェクトを展開している。
そんなアルファ ロメオの、今後の活動は「ジェンクシー × アルファ ロメオ」の特設ページからチェックしてみてほしい。
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