ドラァグクイーンのリアリティ番組『ル・ポールのドラァグレース』が、先日開催された第73回プライムタイム・エミー賞にて、「最優秀コンペティション番組賞」を受賞した。
日本でもファンの多い『ル・ポールのドラァグレース』。
ドラァグクイーンたちが、さまざまな試練を乗り越え「アメリカズ・ネクスト・ドラァグ・スーパースター」を競いあうオーディション番組だ。現在はアメリカを飛び出し、各国でオリジナル版が作られるグルーバルな規模に成長した。
そんな本作は、米TV界最高峰のアワード「第73回プライムタイム・エミー賞」にて「最優秀コンペティション番組賞」を受賞した。
そして同番組のホストを務めるル・ポールはなんと、エミー賞受賞は11回目(!)となり、黒人アーティストとしての歴代最多受賞を記録した。
授賞式に登場したル・ポールはこうコメント。
「世界中の番組の素敵な子たちに感謝しています。彼らは勇気ある話をしてくれて、現代においてさらに困難にいる人生をどのように乗り越えるかを教えてくれています。これはあなたたちのためにあります」
続けて、「そこ(テレビの前)で見ている子たちには、あなたを待っている家族がいる。私たちはあなたを待っているの、ベイビー。私のもとにおいで!」と、若者たちへエールを送った。
『ル・ポールのドラァグレース』は、現在Netflixにてシーズン13まで配信されている。