トランスジェンダーを題材にしたLGBT映画『タンジェリン』から、予告編とポスタービジュアルが公開された。
ショーン・ベイカーが監督・脚本・撮影・編集・プロデュースを兼任した本作は、全編iPhoneだけで撮影されたヒューマンコメディ。
ベイカー監督は企画リサーチ中にストリートで出会ったトランスジェンダーの女性2人を役者として起用。LAに暮らす彼女たちの友情と恋愛、日常をみずみずしく描き出す。
公開された予告編では、ロサンゼルスのクリスマス・イブを舞台に、28日間の服役を終えて街に戻って来たトランスジェンダーの娼婦シンディが、恋人が自分の留守中に浮気していたことを親友のアレクサンドラから聞かされ、ブチ切れて街へ飛び出す模様が描かれる。
全編iPhoneで撮影されたとあって、その臨場感あふれるカメラワークに注目。
『タンジェリン』は、2017年1月下旬より、渋谷シアター・イメージフォーラム他全国順次公開予定。