兵庫県・明石市にて、同性カップルを結婚相当に認め、また、その子どもとの親子関係も認める『パートナーシップ・ファミリーシップ制度』が、来年1月より導入することが発表された。
『パートナーシップ・ファミリーシップ制度』では、これまで全国の自治体でみられてきた「パートナーシップ制度」からさらに一歩踏み込んだもの。
これまで法律婚のみが対象だったサービス、たとえば市営住宅への入居なども可能になる。
また、市立病院に入院時の面会などでパートナーや子どもは親族同様の対応が原則となり、子どもが市立学校で体調不良になった時などに迎えに行って引き取ることも可能となる。
対象となるのは、20歳以上の明石市民で、自認する性を問わない。
さらにLGBTQ以外でも適用可。たとえば事実婚や同性の友人同士も対象となるという先進的な取り組み。(他に配偶者がいないことが条件)
これまで、同性パートナーを認める「パートナーシップ制度」は全国の自治体であったものの、子どもの親子関係も認めるというのは全国初。
このような「新しい家族のカタチ」の理解が、全国に広がることを期待したい。