世界最大のアダルト動画サイト「Pornhub(ポルノハブ)」が、承認済みユーザーまたはコンテンツパートナー以外にアップロードされた全動画を削除すると発表した。
これは、米・ニューヨークタイムズの記事にて非難されたことがキッカケ。
同紙の著名ジャーナリストニコラス・クリストフ氏の記事によれば、Pornhubでは児童ポルノの動画が多数アップロードされており、その他にも本人の同意なしのコンテンツ(リベンジポルノ、隠し撮り)などが横行しているとして痛烈に非難。
アメリカにおいて児童ポルノは犯罪であり、今回の件でPornhubは有料コンテンツの決済で提携していたクレジットカード会社(Visa、Master Card、Discover)が取り引きを停止する事態に陥った。
これを受けたPornhub側は、サイト内の認証ユーザーと、コンテンツパートナー以外のアップロード動画をすべて削除。今後はコンテンツのダウンロードも禁止するといった厳しいポリシー変更を行った。
今回は児童ポルノが引き金となり厳しいポリシー変更に出たが、これまでPornhubは度々非難されてきた。
主にはアダルトメーカーからで、自社のAV作品を個人が違法でアップロードすることで、作品が購入されず、Pornhub側に削除依頼しても再度アップロードされるといった、イタチごっこが続いていた。
今回はじめてともいえるポリシー変更&健全化により、違法アップロードは相当数減るものと見られている。