台湾のシンガーAfalean Lufiz(盧學叡)が、ゲイカップルを描いたミュージックビデオ「Who Am I(僕は何者?)」を公開。
そのMVが「泣ける」として、YouTubeで80万回再生され話題になっている。
同性婚が認められた台湾にて、3ヶ月後に結婚式を控えるゲイカップルの葛藤を描いた本作。
愛するパートナーもいて、職場の人間関係にも恵まれ、日々幸せあふれる主人公。
しかし心残りはカミングアウトしていない両親だ。仲は良いが、ゲイである自分に後ろめたさを感じ心を開けずにいる。
しかし迫る結婚式。
果たして彼は無事に両親にカミングアウトし、結婚式の招待状を渡せるのだろうか…?
動画は「翻訳」部分から日本語字幕を選択可能。ぜひ字幕付きで見てほしい。
まるで一本の映画を見たような素晴らしいミュージックビデオ。特に最後のパートが秀逸だ。
タイトル通り「僕は何者?」とはじまり、自問自答していた主人公が最後に導き出した答えは、「僕は僕だから、他の誰かは関係ない」という自己肯定してラストシーンを迎える。
台湾といえば、はじめてアジアで同性婚が認められた国であり、本作は台北プライドの前に公開され大きな反響を呼んだ。