サッカー・チェコ代表ヤクブ・ヤンクト(27)が、ゲイであることをカミングアウトした。
ヤンクト選手は、2017年にデビューを飾ったチェコ代表で、ここまで45試合に出場するなど、チームの主力選手だ。
そんなヤンクト選手は13日、自身のツイッターにてゲイであることを公言。
「僕は他のみんなと同じように長所もあれば短所もある。家族がいて、友達がいる。そして、仕事があって、長年に渡って真剣に、プロフェッショナルに情熱を持ってベストを尽くしてきた」
「そして僕はゲイで、もう自分を隠したくはない」と、続けてカミングアウトした。
なお、男子の現役サッカー選手では、オーストラリアのアデレード・ユナイテッドに所属するジョシュ・カヴァッロ氏、イングランドのブラックプールのジェイク・ダニエルズ氏がゲイを公表している。
プロスポーツ界では、個人競技に比べてチームスポーツ、とくにコンタクトスポーツではカミングアウトすることは極めて難しいと言われている。
そんなヤンクト選手の決断に、所属クラブや欧州サッカー連盟が声明を出し、全面的にサポートしていくと発表している。