人気俳優マット・ボマーが、1950・60年代にかけて活躍した伝説の俳優モンゴメリー・クリフトの伝記映画を演じることがわかった。
俳優モンゴメリー・クリフトは、マリリン・モンローと共演した映画『荒野と女』や『山河遥かなり』で知られる米俳優。
実力派の2枚目俳優として、多くの作品でアカデミー賞にノミネートされるも、1966年に45歳という若さでこの世を去っている。
また彼はゲイだったが、俳優人生の中でカミングアウトすることはなかった。
そんなモンゴメリーを演じるマットは、ピープル誌のインタビューにてこう語る。「彼(モンゴメリー)は僕自身にすごく似ていると思っていたよ」「子供でさえ彼のことは知っていたさ。映画で彼を見た時、『僕の兄弟みたい!』と驚いたことを覚えているよ」
「人々に彼の重要なストーリーを記憶させる必要があると思う」「いまの30歳以下の人がモンゴメリーについて知らないのはどうかしているよ。僕は彼が文化的、社会的、最も重要なアーティストなのかを伝える義務があると思っているよ」と語っている。
伝記映画は、米HBOによって製作される予定だが、開始時期などは明らかになっていない。