韓国人の作家、写真家が、日本のクィア・カルチャーにまつわる人々を切り取ったフォトZINE『trailer zine(トレーラー・ジン)』が好評発売中だ。
刊行したのは、日本で暮らす韓国人の作家キム・サンウ氏と、撮影ジョ・ビョンウク氏のコンビ。
彼らは、クラブのステージに立つドラァグパフォーマーやGOGOボーイ、DJをはじめ、数年前から東京で行われたさまざまなデモに参加してきたクィアの友人たち23人にインタビューし、一冊のZINEにまとめた。
インタビュー&撮影が行われたのは、新型コロナウィルスで国境が閉鎖された2020年の夏の東京。
クラブカルチャーにとって辛く塞ぎ込んだこの時期に、ステージに立つ彼ら・彼女たちは何を考え、どんな言葉を語るのだろうか?
日本のクィア・カルチャー事情はもちろんのこと、ルッキズム、フェミニズム、コロナ禍のセックスまで──扱うテーマは多岐にわたる。
こちらのZINEは、クィアを題材にしたオンライン書店「ロンリネス ブックス」> にて購入できるので、気になった人はぜひチェックしてみて。