オープンリーゲイのアーティスト、エルトン・ジョンと、イヤーズ&イヤーズのボーカル、オリー・アレクサンダー。
その2人が初となるコラボ曲「It’s a sin」を発表し、先日開催された「ブリット・アワード2021」にてサプライズ・パフォーマンスを行なった!
両アーティスト初となるコラボ曲「It’s a sin」は、イギリスで今年1月に配信開始したドラマ『It’s A Sin』のために、オリーが発表したカバー曲の新バージョン。
原曲は1987年にペット・ショップ・ボーイズが発表した名曲「It’s a Sin」だ。
2人の圧巻のパフォーマンスはこちら。
オリーの楽曲が使われているドラマ『It’s A Sin』は、1980年代のイギリスを舞台に、HIVやエイズ危機の時代を生きるゲイの男性とその友人たちの人生を描いた作品。
ドラマはイギリスの公共テレビ局が運営するオンデマンド動画視聴サービス「All 4」内で、今日までに1800万回を超える視聴回数を獲得し、同サービスの中で最も試聴されている大ヒット作品となった。
また視聴率に加えて、本作の配信後に英国のHIV検査数が大幅にアップしたことも分かったのだ!
ドラマ配信直後の今年2月上旬にイギリスで行われた全国HIV検査週間では、コロナ禍にもかかわらず前年度の約4倍の検査数を記録!これはすごい。
今回のコラボ曲「It’s a sin」は、HIV予防のチャリティーも行っている。
シングルの配信による純収益(すべてのアーティストとプロデューサーの取り分を含む)のなんと100%を、エルトン・ジョン・エイズ基金に寄付。
これはエルトン・ジョンが立ち上げた基金で、HIV啓発、教育プログラム、HIVと共に生きる人々をサポートする活動に使われるそうだ。
あのペット・ショップ・ボーイズの名曲カバーであり、チャリティーも兼ねている素晴らしいプロジェクト。
ぜひ、楽曲をゲットしてみて!