人気ラッパーのジェイ・Zの実母、グロリア・カーターが、女性パートナーと結婚した。
ジェイ・Z、そして妻のビヨンセらは、母の新たな門出を盛大にお祝いしたそうだ。
グロリア・カーターは、ジェイ・Zふくめた4人の子どもを持つ母。
グロリアは、2017年に当時47歳だった息子ジェイに自分がレズビアンであることをカミングアウト。
当時のことを、以下のように米メディアのインタビューに答えている。
「やっとジェイに自分のことを話し始めたのです。あなたのお母さんである以外に、これが私という人間なの。これが私の人生なのと。すると息子は涙を流し始めました。『母さん、なんて悲しい人生だったんだ』って。でも私の人生は決してひどいものではありませんでした。ただ、他の人と違っていただけです」
また、息子ジェイ・Zもトーク番組に出演し、母のカミングアウトについてこうコメント。
「子どもを守りたい一心で、自分を優先しないで生きる人生を想像してみてほしい。母は、子どもたちを守るために、子どもたちの恥にならないように、ずっと自分らしさを隠して生きなくてはいけなかったんだ」
「そんな母が俺の前に座り、『愛している人がいるの』と言ったんだ。本気で泣いたよね。母がついに自由になれたと思って、嬉し泣きしたんだ」
そんなグロリアは、女性のパートナーのロクサン・ウィルシャーと7月上旬に挙式を行ったそうだ。
挙式には、ジェイの妻ビヨンセのほか、デスティニーズ・チャイルドのケリー・ローランド、クリス・ジェンナーの恋人コーリー・ギャンブルなど親族や親交のあるセレブが集い、グロリアの新しい門出をお祝いした。