デスクワークにより、一日中「座っている」人がほとんど。
しかし、最近この「座りすぎ」が、とても健康に悪いことが問題視されている。
日本で働く人の6〜7割がデスクワークといわれている。座ることの何が問題なのだろうか?
座りすぎることで、全身の筋肉の7割をしめる下半身がまったく動かない状態になる。
それにより、腰痛、肩こりといった慢性疾患のほか、血流が悪くなることで高血圧に。また、肥満や糖尿病のリスクもあがり、最悪の場合は心臓病や脳卒中にもつながりやすいとか…。
特に、ふくらはぎは「第二の心臓」といわれており、長時間固定されているのは危険な状態。
座りすぎを防止するためには、ふだんから以下のことを心がけよう。
① 仕事中は1時間に1回は足を動かす
長時間、下半身が動かない状態が続くのは危険。
仕事中は、できれば30分に1回、最低1時間に1回は休憩をとり、立ち上がったり、足をマッサージしたり、とにかく下半身を動かすことを意識しよう。
注意点としては、スタンディングデスクの人は、立っているので大丈夫と思いがち。
しかし下半身が長時間停止していることは変わらないので、やはりこまめに歩いた方がいい。
② 散歩をとりいれる
こまめに歩く習慣をつけるなら「散歩」が効果的。
仕事中の気分転換、もしくは帰りに1つ前の駅で降りるなどして、こまめに歩くことを意識しよう。
散歩やウォーキングを習慣化したいなら、ゲームを使ったアプリ「ドラクエウォーク」などを取り入れるのもアリ。
ぜひとも「座りすぎは危険」と胸に刻んで、歩くことを習慣にしよう!