2015年も多くの著名人がカミングアウトを果たした。
特に今年は、新たなアイデンティティー「セクシャル・フルイディティ(流動的な性)」をカミングアウトした著名人が多いのも特徴。
そこで、2015年を振り返るべく「2015年にカミングアウトした有名人」を一挙紹介。今年の総集編ということで是非ともチェック!
ガス・ケンワーシー(スキー選手)
ソチ五輪で銀メダルを獲得した、米国人スキーヤーのガス・ケンワーシー(Gus Kenworthy)。
2015年10月に、米スポーツ誌ESPNにてゲイであることをカミングアウト。自身のツイッターでも「僕はゲイです(I am gay)」とツイートし話題になった。
エリオット・サムナー(ミュージシャン)
英歌手スティングの娘でミュージシャンのエリオット・サムナー(Eliot Sumner)。
ES誌のインタビューにて、レズビアンであることをカミングアウト。
また、現在オーストリア人モデルのルーシー・ヴォン・アルテン(Lucie Von Alten)と交際中であることも明らかにしている。
リリー・ローズ(モデル)
俳優ジョニー・デップと前妻ヴァネッサ・パラディとの間に生まれたリリー・ローズ。
弱冠16歳ながらシャネルの広告塔に起用されるなど、そのスター性を放っている彼女は、10代のLGBTQI支援プロジェクト『Self Evident Project』にて「セクシャル・フルイディティ(流動的な性)」であるとカミングアウトした。
娘のカミングアウトを聞いたジョニー・デップは、全面的なサポートを表明している。
マイケル・アンジェラコス(ミュージシャン)
人気エレクトロバンド、パッション・ピット(Passion Pit)のフロントマン、マイケル・アンジェラコス。
2015年11月、マイケルはポッドキャストの対談にてゲイであることをカミングアウト。また、自身のセクシャリティが原因で、今年8月に妻と離婚した事実を明らかにした。
ユーサフ・マック(元プロボクサー)
世界チャンピオンとの対戦経験もある世界的有名ボクサー、ユーサフ・マック。
2015年10月、米ゲイビデオに出演したことがメディアに取り沙汰され、 自身がバイセクシャルであるとカミングアウトした。
婚約者と10人の子供を持つ父親でもあるマックは、「僕はゲイ(バイセクシャル)だ。この事実を隠すことに疲れたよ。」「8年前から自分がそうだって気付いていた。嘘をつき、婚約者と子供たちを傷付けてしまったことを心から申し訳なく思っている。」と語っている。
ホーランド・テイラー(女優)
TVドラマ『Lの世界』やブロードウェイで活躍する大女優ホーランド・テイラー(Holland Taylor)。
2015年12月、ホーランドはラジオ番組にて、「私は女性と交際関係にあるわ」「今はとても若い女性と付き合っているの」とレズビアンであることをカミングアウトした。
また、それが32歳年下の女優サラ・ポールソン(40)とのこと。
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