今注目のオープンリーゲイ監督グザヴィエ・ドラン(Xavier Dolan)が、ファッションブランド『ルイ・ヴィトン(Louis Vuitton)』のメンズ秋冬の広告キャンペーンに起用されたことが分かった。
キャンペーン広告は、スーツにネクタイといった装いでドレスアップしたドランにフィーチャーしており、今年10月から各誌面に広告掲載を開始するとのこと。
同ブランドによると、ドランは幼い頃からファッションブランドの「顔」になることが夢だったという。以前より高いファッションセンスが評価されていたドランは、シャネルやランバンなどハイブランドのショーの常連としても知られている。
弱冠26歳にして、映画『マイ・マザー』や『わたしはロランス』の名作を発表し、デビューから5作品全てがカンヌ国際映画祭に正式出展され、2015年には史上最年少でカンヌ国際映画祭の審査員に大抜擢されたドラン。
飛ぶ鳥を落とす勢いで今や世界中の映画シーンを牽引する彼のスター性を見込んだ、ルイ・ヴィトン広告塔への起用。今後は監督・俳優業の枠を超えた、新しい一面を我々に見せてくれることだろう。