アメリカの首都・ワシントンDCに行ってきました、旅ライターのがぅちゃんです。現地の概要やゲイ事情を解説しつつ、ベア系ゲイレストランバー「アップロア」のベアイベントを紹介します。
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「ワシントンDC」はアメリカの東海岸エリアにあります。アメリカのドラマ「セックスアンドザシティ/Sex and the City」の舞台となったニューヨーク市からも近く、飛行機で約1時間くらいの距離です。
ワシントンDCは「計画都市」と呼ばれるタイプの都市で、土地を四角く切り取ったような空間となっています。厳密には、メリーランド州とバージニア州の中間にあるポトマック川沿いのエリアがワシントンDCとなります。
独特な地形なので、「メリーランド州の一部」のようなイメージを持たれていることが無くもないです。都市内の人口は約70万人ですが、それはあくまでも線で区切ったエリア内の数字なので、都市圏一帯には620万人ほどの人が住んでいます。
ちなみに「DC」とは「District of Columbia」の略であり、「コロンビア地区」と訳すことができます。「コロンビア」は「アメリカ大陸を発見した」で有名な探検家「クリストファー・コロンブス」を指すと言われています。
ワシントンDCは、アメリカでも最もゲイフレンドリーな都市の一つです。
LGBTの当事者がそのへんにふつうに存在する環境が確立されたタイプの町です。リベラルで多くが可視化されているという部分はマサチューセッツ州のボストンにも当てはまりますが、ややスリージー*なゲイ娯楽も発展しているところが決定的に違います。
ワシントンDCには、ボストンには無いゲイクルージングバーやゲイサウナもあります。
一年を通して、どこかしらで定期的にゲイイベントが開催されており、 ゲイ娯楽に関しては飽きることがなさそうです。ゲイバーなどが集中するダウンタウンエリア「デュポンサークル/Dupont Circle」はゲイエリアとして認識されています。
アップロアの正式名称は「アップロア・ラウンジ&レストラン/Uproar Lounge & Restaurant」といい、一応はレストランということになっています。実態は、アメリカ料理が食べられる「ゲイバー」といった様子。ベア系ゲイのコミュニティに特化したレストランバーというのは、施設として世界的にも珍しいです。
アップロアでは、2種類のベア系イベントが定期開催されます。
一つ目は「ベア・ハッピーアワー/Bear Happy Hour」 で、毎週金曜17時〜22時の開催。もう一つは 「ルーフトップ・ビール・バスト/Rooftop Beer Bust」で、毎週日曜日の16時〜20時の開催です。
後者は17ドル(1870円)でビール(Bud Light)が飲み放題です。
ワシントンDCのゲイバーはIDチェックが厳しめなので、IDはかならず携帯すべきです。明らかに21歳以上の人でも、IDを持っていないことが理由で入店を拒否される可能性があります。
治安に関しては特別に警戒すべき地域ではないので、夜遊びも比較的健全にできると思います。