旅ライターのがぅちゃんです。
アメリカ・マサチューセッツ州の州都「ボストン/Boston」で定期開催される、名物ベア系アンダーウェアイベント「アンダーベア/Underbear」を紹介します。
ドラマ「セックス・アンド・ザ・シティ」の舞台・NY州が位置するアメリカ東海岸にある州が「マサチューセッツ州/Massachusetts」。
ハーバード大学やバークリー音楽大学などの名門校があることでも有名です。「ニューイングランド地方」に属します。
そんなマサチューセッツ州の州都が「ボストン/Boston」。リベラルな学術都市であり、京都市と姉妹都市です。
ニューイングランド地方を代表する都市で、日本の関西地方で例えるならば、「大阪+京都」のような場所と言えます。
ボストンは、これみよがしと言っていいほどLGBTフレンドリーな都市なので、住宅街でレインボーフラッグを見かけることも珍しくないです。
ボストンで唯一のベア系ゲイバー「アリー・バー/The Alley Bar」で定期開催される名物イベントが「アンダーベア/Underbear」。
ボストンで唯一のアンダーウェアイベントで、ベア系を中心とした幅広いゲイに人気です。毎月第一土曜日の22時〜2時に開催。入場無料。
アンダーベアは、州内にとどまらず、ニューイングランド地方の各地からの参加者で賑わいます。
お客さんと喋ってみるとボストン在住じゃなかった。というのは、よくあります。地域のベア系のニーズを担っているアリー・バーならではの環境、と言えるでしょう。
アンダーベアは22時にスタートしますが、アリー・バー自体は通常営業(毎日14時〜2時)しています。イベント目的のお客さんと、バー目的のお客さんがかち合い、かなり混みます。なお、アリー・バーは1階と2階があり、アンダーベアは2階での開催。
アンダーベアへ入場は、整理券で管理されます(2階のふもとで)。イベント開始後、だいたい1時間以内に満員になります。
出入り自由なので、一旦入場すれば居座りやすいです。でも入り遅れると、1時くらいまで(人が帰りだすまで)いっこうに入れません。
2階の受付で袋をもらい、そこに自分の持ち物をまとめて、受付に預けます。お金とIDはお酒を買う時に必須なので、携帯するのが無難です(2階にバーがあります)。
トイレは1階にしかないので、利用の際は下着姿で1階に行くことになります(目立たないです)。
なお、1階でも2階でも、ドリンクの値段は同じです。ジントニックやラムコークなどの一般カクテルは8ドル(880円)〜、ビールは5ドル(550円)〜。料金は良心的と言えるでしょう。チップは一杯につき1ドルが一般的と言えます。
アンダーベアの会場ではDJが演奏しており、参加者は下着姿でひたすら踊るか、おしゃべりするか、という流れとなります。ドイツのベルリンにあるようなネイキッドパーティとは趣旨が違いますが、日をまたぐ頃の自由恋愛は派手と言えるでしょう。
アンダーベアやアリー・バーに限りませんが、お酒を提供する場への入場の際、実年齢に関わらずIDが必須の場合が多いです。IDに加え、娯楽施設利用の際には、コロナ関連の証明書の要否も確認したほうがよいです。
私の場合は(2022年)、「ワクチン接種証明必須」というケースが多かったです。日本政府発行の紙(orその写真)を提示しましたが、拒否されたことはありませんでした。現地のコロナ関連のルールはよく更新されるので、随時確認するとよいでしょう。
アンダーベアにがっつり参加したい場合は、イベント開始後の30分以内に入場するのが無難だと思います。一度2階まで入場してしまえば、出入り自由です(だから回転がゆっくり)。