『クセニア』
父をたずねて500キロ!?アルバニア人兄弟のギリシャ縦断珍道中
アルバニア人移民の少年ダニーは、母の死後、兄オディをたずねてクレタ島からアテネにやってくる。2人は生き別れたギリシャ人の父に認知してもらいギリシャ国籍を手に入れるため、父の住むテッサロニキを目指すことに。ゲイで移民でも我が道を突っ走るダニー、歌の才能があるのに夢を追うことをためらうオディ。対照的な兄弟を描いたクィアテイストあふれるロードムービー。2014年カンヌ国際映画祭「ある視点」部門出品作。
*7/19(日) 13:30~ @スパイラルホール
*7/20(月) 19:20~ @スパイラルホール
英題:Xenia
監督:パノス・H・コートラス
2014|ギリシャ、フランス、ベルギー|128 min|ギリシャ語・アルバニア語
日本初上映
『お江戸のキャンディー』
広田レオナの世界観で彩られる「白鳥の湖」をベースに作られた、美しき男たちの真実の愛の物語
男ばかりの“EDOワンダーランド”。EDO随一の美しさを誇る男花魁・白鳥太夫は、大衆人気No.1のキャンディーボーイ・フリ松と恋に落ちる。しかし恋愛禁止令が発令され、EDOの町に奇病が流行る・・・。3大バレエ作品の一つ「白鳥の湖」をベースに、美しき男たちの絢爛豪華な恋愛映画が誕生した。今注目の若手俳優たちのほか、竹中直人、吹越満らの共演陣、桃井かおりのナレーションも刺激的。監督・広田レオナの美意識に貫かれた世界観を堪能して欲しい!
*7/20(月) 13:45~ @スパイラルホール
邦題・原題:お江戸のキャンディー
監督:広田レオナ
2014|日本|79 min|日本語
©2014 ジュ・デテストゥ・レ・コンコンブル/Love Place
台湾の短編映画集『焦点台湾』
台湾の短編集をまとめた『焦点台湾』。詩的で、ハートフルな、ポップで、繊細な
台湾のフレッシュな作品をお届け!
*7/19(日) 16:15~ @スパイラルホール
1.『誰が為に生きて』
愛はあまりにも美しく、けれど僕たちの手に届かない…
2つの結婚式をめぐって苦悩する3人の男たちの人間模様。愛する者との人生か、社会的な立場か。どちらかを選ばなければならない時、彼らが出す結論とは…。
邦題:誰が為に生きて
英題:Life of Silence (原題:犧牲之旅)
監督:應政儒(イン・チェンルー)
2014|台湾|27 min|北京語
日本初上映
2.『北極で結婚式を』
娘に彼氏がいると思っていたら、彼女だった?!
娘が完璧な男性と幸せな結婚をすることを祈っている母親。ところがある日、偶然Facebookで娘がレズビアンであることを知ってしまい、娘のアパートに押しかけるが…。
邦題:北極で結婚式を
英題:Penguins at North Pole (原題:海倫她媽)
監督:黄靖閔(キャシー・ホワン)
2013|台湾|30 min|北京語
日本初上映
3.『林檎と少年』
100個の林檎。たかが罰ゲームだったはずなのに…
他愛のないゲームに負けて、絵画教室の先生がフランスに留学する前に100個の林檎を描くことになったイーチェ。アトリエで林檎を描くうちに、先生への気持ちに気づき始める。
邦題:林檎と少年
英題:100 Apples (原題:蘋果男孩)
監督:王嘉耀(ワン・チアーヤウ)
2014|台湾|28 min|北京語
日本初上映
観客の投票で決まる!『レインボー・リール・コンペティション2015』
映画祭恒例企画!投票制で決まる『レインボー・リール・コンペティション』今までにない視点の作品が集結!邦画も新たなステージへ!今年もあなたの一票がグランプリの行方を決定する。
※本プログラムは、観客の皆さんによる投票でグランプリ作品が決定するコンペティションです。監督・出演者による舞台挨拶を予定しています。(都合により登壇者の変更・中止になる場合があります。)
*7/20(月) 16:10~ @スパイラルホール
1.『leave us alone』
目撃した知り合いのゲイカップルを馬鹿にする春樹。悪気は無いが生理的にゲイを気持ち悪いと思っている典型的なノンケだ。そんな時、大親友の近藤にゲイだとカミングアウトされ、動揺する春樹は…
監督: 濱崎藍
2015|日本|34 min|日本語
2.『娘さんを僕にください』
「なんで純子は俺の身体は女なのに、普通に接してくれるの?」 FtMのルイには、純子という恋人がいる。ある日、純子はルイを両親に紹介するために実家に帰るのだが…
監督:藤本裕貴
2015|日本|15 min|日本語
3.『ファントム・ジェニー』
MtFの美都は、タイで性別適合手術を受け帰国した後、既に無いはずのペニスが勃起している感覚に悩まされていた。FtMの彼氏・志郎にもそのことは言えなかったのだが。
監督:マキタカズオミ
2015|日本|29 min|日本語、タイ語
4.『My own void』
昨年10月に開催された、松山昂史パフォーマンスアート“Categolibidorize”の先行ミュージッククリップとして製作された本作。監督自身とともに、名古屋の草分け的ドラァグクイーン、アンジェリカも出演。日本国内のほか、タイのバンコクやフィンランドでも撮影された。
監督:松山昂史
2014|日本|7 min|英語
© 2014 Takashi Matsuyama/Terra Incognita company all rights reserved.
5.『私は渦の底から』
親友のリイに想いを寄せる希子。叶わぬ恋だと、彼女から距離を置くことにするが、恋人を紹介され…私は渦の底から
監督:野本梢
2015|日本|27 min|日本語
『あかぎれ/Starting Over』
注目のLGBT邦画2本立て!昨年人気を博した映画『カミングアウト』の犬童監督最新作や『あかぎれ』や、東京国際映画祭で上映され話題を呼んだ『Starting Over』をお届けする。
*7/18(土) 18:35~ @スパイラルホール
『あかぎれ』
昨年超満員となった『カミングアウト』に続く犬童監督、最新作。彼氏と彼女を彷徨う少女は、自分と向き合うことが出来るのか
男と体を重ねつつも、年上の女性ジュンとも付き合っている女子高生のサツキ。家に帰ると、女性と付き合っていることを咎める母親が待っている。自分にとってはごく自然な人を好きになるという行為が、一番身近な存在の母親にまで“おかしなこと”をしていると思われる孤独。バイセクシュアルである自分が男女のどっちに振れるかは、自分自身を決め切れないで“揺れている”本人にも分からない…。LGBTをテーマにした犬童監督作品、第3作目。
監督:犬童一利
2014|日本|19 min|日本語
『Starting Over』
母親を、そして恋人を信じることから始めたい…
壁にぶつかりながらも感じるままに生きる少女たちの葛藤
東京の片隅で暮らす19歳の奈々。信じられる相手は血で繋がった自分の母親と、同級生で同性の恋人・真凛だけだった。奈々は愛を求めて二人にぶつかるが、人生は彼女に愛を与えてはくれない。悩み、苦しみながら本当の愛の意味を探し始める…。主演の秋月三佳が、撮影中に恋人役・遠藤新菜を本当に好きになるほど入れ込んだ演技は一見の価値あり!渡辺真起子、渋川清彦などの豪華共演陣も必見!本作は昨年の東京国際映画祭でも絶賛された。
監督:西原孝至
2014|日本|94 min|日本語
©sky-key factory, Takashi NISHIHARA
『太陽を失って』
絶えず変化する大都会ジャカルタ。女たちの愛と性をめぐる一夜の冒険
32歳のギアは長年のニューヨーク生活を終えて故郷のジャカルタに帰国したばかり。同性愛者を受け入れないこの街に失望して留学したギアだったが、ニューヨークで恋人同士だったナオミと再会し、かつての希望に満ちていた日々を取り戻そうとする。傷つきながらも愛を求める20代、30代、40代のヒロイン3人の一夜を描いた群像劇。巨大な“コンクリート・ジャングル”ジャカルタが、彼女たちを時に冷たく、時にやさしく包み込む。
*7/19(日) 18:15~ @スパイラルホール
邦題:太陽を失って
英題:In the Absence of the Sun (原題:Selamat Pagi,Malam)
監督:ルッキー・クスワンディ
2014|インドネシア|94 min|インドネシア語
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第24回東京国際レズビアン & ゲイ映画祭
開催期間:2015年7月11日(土)〜20日(月・祝)
会場①:シネマート新宿
〒160-0022 新宿区新宿3丁目13番3号 新宿文化ビル6F・7F
会場②:スパイラルホール
〒107-0062 東京都港区南青山5-6-23 スパイラル3F
チケット:チケットの購入は映画祭公式サイトにて前売り券、もしくは当日券を販売。詳しくは映画祭公式サイトでチェック!
※毎年当日券は完売する恐れがあるので、前売り券ご購入をお勧め致します。