Microsoft創始者ビル・ゲイツ氏が、スイス・ダボスで行われた世界経済フォーラムにて、HIV撲滅の為のワクチンや集中的薬物は、次の15年間(2030年)の間に利用可能になると予測した。
ゲイツ氏は、新薬やワクチン接種等により、一生涯続くHIV治療が根絶されるという考えを発言。また、それに合わせて新規の感染者数も減少するであろうと明言した。
「マラリアとエイズに関しては、95%~100%減少できる解決策が見えています。それらの方法はこれから15年の間に飛躍的に発明されることでしょう。」
ゲイツ氏は、自身が創設した慈善基金団体「ゲイツ財団」を通じ、エイズ対策を掲げる「世界エイズ・結核・マラリア対策基金」に述べ14億ドル以上を寄付しており、エイズ撲滅に向けて最も関心を寄せる人物の一人だ。
具体的なHIVワクチンの研究開発過程については触れなかったものの、様々な新薬や医療プロジェクトに取り組む同氏の発言は、エイズ・HIVに苦しむ人々に希望の光を灯してくれたことだろう。
via:Pink News