自宅待機で長らく家にいると気分が塞ぎがちになる。
そんなときは「花」を飾ることをオススメしたい。
花はそこにあるだけで部屋の雰囲気をパッと明るくし、気持ちまでポジティブにしてくれる。
とはいえ「花は難しそう…」という人のために、今回は初心者向けに簡単でハズさない、センスの良い花の選び方を紹介。
おそらく初心者が一番困るのが「どんな花を選べばいいか分からない」だ。
お花選びはセンスが問われると思いがちだけど、ルールを知っていれば超簡単。
花選びの基本は「1種類」または「1色」だけで作ることだ。
それを抑えた上で、一輪挿しの場合と、ブーケ(花束)の場合の2種類を紹介。
花を選ぶ時、最も簡単なのが「一輪挿し」。
一輪挿しに向いている花はチューリップなど、1本で存在感のある花を選ぶこと。
春なら、チューリップ、バラ、夏ならアジサイ、ヒマワリ、秋ならコスモス…といった感じで季節感のある花を選ぶとGOOD。
もし1本以上さす場合は、必ず「同じ花を選ぶ」を忘れずに。
ボリュームのあるブーケ(花束)の選び方を紹介。
ありがちな失敗としては、異なる種類の花を合わせてブーケにしがち。花の種類が多いと見映えがいいと思いがちだけど、これは大きな間違い!
ルールは「同じ種類の花を大量に買う」だけ。
花の色がバラバラだと、統一感がなくごちゃごちゃした印象になる。
同じ種類をどっさり、大量に買うことで統一感のあるセンスの良いブーケができるのだ。
3つの例を紹介していこう。
この時期の旬の花「ミモザ」。
春の到来を感じる鮮やかな黄色は、部屋の雰囲気をパッと明るくしてくれる。
このようにミモザだけをどっさりと盛ることで、華やかさ+統一感を出すことができる。
ただし、ミモザは1本につく花の量が少ないため、写真のようにふんわりとしたブーケにするには8~10本ほど必要になる。(値段目安:1本約300~500円)
もし費用を抑えたいのなら、1本で大量に花が付いている種類を選ぶといい。
バラ科の植物「コデマリ」は、白い小さな花が集まりマリ(毬)のようになる可愛いらしい花。
1本の枝にたくさん花がついているため、この写真の量で2本ほど。少ない量で豪華に見えるのでコスパが良い。(値段目安:1本約300~400円)
同じく、1本に大量の花をつけているのが「スターチス」。
スターチスには紫や黄色などの色があるが、オススメはピンク(写真上)。
表面はカサカサとした独特の質感かつ色はくすんだピンクなので、どこかヴィンテージ感のある花。
ピンクだが色味は落ち着いているので、モノトーンやワイルドな部屋にも合う。
ボリュームたっぷりなので3~4本あれば十分ブーケにできる。(値段目安:1本約300~400円)
花の持ちは種類によって異なるが、平均4日~1週間程度。
一般的に、切り花よりはハーブ類が持ち、さらに枝ものだと2週間以上持つものもある。
より長く保つためには、毎日水を交換して清潔に保つことと、直射日光の当たらない日陰に置くことだ。
とはいえ、花は儚い生き物。
枯れたら新しい花にチェンジすることで、1週間ごとに部屋の雰囲気をガラッと変えることができる。
自宅待機の今こそ、花でライフスタイルを豊かに彩ろう。