多くのゲイたちにとって「眉」「ヒゲ」は重要なパーツだが、実際のグルーミングは、なんとなくやっていないだろうか?
そこで今回はヘアメイクアップアーティストYUTO氏に、ゲイ男性に合った「正しいメンズグルーミング」を指南してもらった。
眉毛やヒゲの整え方から、知っておくと得するグルーミングの小ネタまでを一挙紹介!
グルーミングに必要なのは、「やってなさそうに見えてやっている」こと
ヒゲや眉毛を整える「メンズグルーミング」はなくてはならないものです。
ただ、過度な手入れのせいでチャラついて見えたり、マメさがわかると女々しく見えてしまいゲイ受けしなくなってしまうなど、グルーミングはその加減が難しいですよね。
メンズグルーミングで重要なこと、それは「整えてるんだけど、手入れしてないように見える」ことです。
普段なんとなくヒゲや眉毛を整えている方も多いと思うので、今回はゲイ男性に合った、正しいケアの仕方を紹介していきます。
【ヒゲの正しい整え方】
ゲイたちにとってマストな「ヒゲ」は、長すぎると不潔に見えてしまうので適度なケアが大事です。今回のケアは全て「パナソニック メンズ グルーミング」の製品を使って紹介していきます。
①トリミング
まずはじめに、ヒゲの長さを整えるトリミングを行いましょう。
パナソニックの「ヒゲトリマー」を使って、長さを整えていきます。
ラウンド髭の毛の長さは5~6㎜がお勧めです。これ以上長いと暑苦しく見えるので注意。
口髭はお好みですが、4mm〜6mmが良いでしょう。
この「ヒゲトリマー」の特徴は、1mm〜10mmの間で、なんと0.5mm単位で合計20段階も調節できる点です!
ヒゲは人によって生えている度合いや残したい長さがあるので、0.5mm単位で微調整しながらカットできるのは嬉しいですよね。
②顔のムダ毛を処理しよう
ヒゲの長さを整えたら、次はヒゲの周りに生えたムダ毛を処理しましょう。
パナソニックのカミソリシェーバー「ラムダッシュ」で処理していきます。
まずは首周りから。
アゴから首にかけてのヒゲを剃る場合は、ご自身のアゴ下のお肉が気になるところまでを残し(ヒゲは肉をカバーする効果があるので)、それより下の喉に続くところは全部剃りましょう。
次はサイド。
横を向き、アゴの付け根と耳下のうぶ毛が繋がっていないかを確認。つながっていれば処理しましょう。耳周りをすっきりさせておくと、ラウンド髭にも清潔感を持たせることができます。
次は頬毛とアゴ周り。
口をすぼめて凹むところは剃りましょう。人によってアゴの形は多少違いますが、目安としてはアゴ骨の上に沿ってヒゲを残すと良いです。
口髭と下アゴのヒゲがつながる場合、広角から下にはみ出るところから剃りましょう。
意外と忘れがちですが、下唇すぐ下の毛も剃りましょう。
アゴ髭は、正面から見たときに柔らかな三角形になると自然です。
最後にモミアゲ。
モミアゲには、ラムダッシュの背面に装備されている刃(シャープトリマー)を使うことで、簡単にモミアゲを整えたり、ラウンド髭のラインを出すことができます。
シャープトリマーがあればラインを出すのも楽チンです。
ただ、注意すべきはヒゲのラインをキレイに整えすぎないこと!
③アフターケア
ヒゲ剃り後のアフターケアというと女性向けコスメを使われる方も多いと思いますが、ヒゲの場合は毛穴に雑菌が繁殖しやすいので膿んだり、ニキビなどの吹き出物ができやすいです。
なので、ヒゲ剃り後は「アフターシェーブローション」や、精製水またはエタノール(アルコール)類を含む化粧水でケアしましょう。アルコールと聞くと刺激が強そうに感じますが、アルコールには除菌・抗菌作用があるので、ヒゲ剃り後の毛穴ケアには最適なのです。
これをやるとアウト!
たまにゲイの方で「ラウンド髭が欲しい」「キレイに生え揃わないから」といった理由で、メイク道具(シャドーやペンシル)を使って色を足している方がいます。よっぽど技術がある場合を除き、基本的にバレやすいので止めましょう。
また、ヒゲのラインを過度に整えすぎるのはNGです。ラウンドでまっすぐラインを繋げたりするのは額縁のように見えるので注意。程よいラフさが男らしく見えるポイントです。