『西北西』
昨年の第20回釜山国際映画祭・公式コンペティション(ニューカレンツ部門)への正式出品を果たした、中村拓朗監督の長編2作目。
イスラム教徒のイラン人留学生ナイマが、レズビアンのケイと出会い、国籍や宗教的価値観を越えて、普遍的な愛とは何かを悟っていく物語。
◆監督・出演者による舞台挨拶を予定しています。(都合により登壇者の変更・中止になる場合があります。)
『彼方から』★日本初上映
裕福な初老の男性アルマンドは、カラカスの道端で見知らぬ青年に声をかけ、自分のアパートに誘い込むことを常としていた。
彼の望みは身体的な交わりではなく、ただ遠くから眺めることだけ。
ある日、アルマンドは不良の若者エルダーを自宅に連れ帰るが、その時から彼らの運命は大きく変わろうとしていた。
『NO』『ザ・クラブ』の名優アルフレド・カストロが主演を務め、2015年ヴェネチア国際映画祭で最高賞の金獅子賞を受賞。
『ハイヒール革命!』★世界初上映
トランスジェンダーの真境名(マジキナ)ナツキ。中学では教師たちから抑圧され続け、「男なのに」と同級生からもバカにされた。温かい家族の愛に支えられながらも、「性同一性障害」という言葉だけでは到底片付かない苦難の道が続く。十代の終わりに決心した大きなリスクを伴う危険な手術。コンプレックスをいかにして自分らしさに変え、どう生まれ変わったのか。ナツキや家族への取材に基づく、濱田龍臣や西尾まり、藤田朋子ら豪華俳優陣による再現ドラマパートは必見!
◆監督・出演者による舞台挨拶を予定しています。(都合により登壇者の
変更・中止になる場合があります。)
『リビング・エンド』
HIV陽性の診断に打ちひしがれ、女友達に慰められる繊細な映画評論家のジョン。
ホモフォビアの一団に囲まれて銃を発砲し、ジョンに助けられるパンクスのルーク。
失うものがない2人は愛の逃避行を始める。
絶望的な状況の中で激しく燃え上がる若者たちを描いた壮絶なラブストーリー。
1993年の劇場公開当時、ゲイ版『テルマ&ルイーズ』として話題になったニュー・クィア・シネマの代表作がデジタル・リマスター版でよみがえる。
『ミステリアス・スキン』
8歳の夏、カンザス州の田舎町でリトルリーグの野球チームに参加したニールとブライアン。
その夏を境にニールは年上の男性に興味を抱き始め、売春を重ねるようになる。
一方、記憶の一部を失ったブライアンは、自分がUFOに誘拐されたと思い込み、真相を追い求める。
スコット・ハイムの小説『謎めいた肌』を原作とする青春映画の金字塔。
『(500)日のサマー』のジョセフ・ゴードン=レヴィットの繊細な演技が光る。
『QUEER×ASIA ~APQFFA傑作選~』
アジア・太平洋地域でのLGBT映画の支援・振興を目的として2015年に設立されたAsia Pacific Queer Film Festival Alliance (APQFFA)。
このアライアンスに加盟する映画祭が推薦する短編映画の中から4作品『⻁の威を借る狐』、『ソウォル路の夜』、『ママには言えない私の秘密』『スクール・デイズ』をピックアップして上映。
各国の新しい才能に注目を!
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第25回レインボー・リール東京 ~東京国際レズビアン&ゲイ映画祭~
会場:シネマート新宿、スパイラルホール
会期:シネマート新宿 2016年7月9日(土)~7月15日(金)
※夜間のみの上映 スパイラルホール 2016年7月15日(金)~7月18日(月・祝)
・1回券(日時指定券) 前売り:1,400円/当日:1,700円
・4回券(日時指定なし・前売り限定) 5,200円
・スパイラルパス引換券(限定100枚) 前売り:13,000円/当日:15,000円
◼︎チケットなど詳しい情報は『レインボー・リール東京』公式サイトをチェック。