ゲストは最大限楽しむべし!そしてホストの邪魔をしないこと
手土産には「ドルチェ」を。
ホームパーティーには手土産は必須だ。持ち寄りパーティーではない場合、ホストが作るメニューと被って しまう場合があるので、手料理やデパ地下で買った惣菜は持っていかない方がベター。 手土産には、ワインやデザートがベストだ。
特に、イタリア式ホームパーティーであれば「ドルチェ」がオススメ。ドルチェとはイタリア語でデザートをさし、 代表的なものにティラミス、パンナコッタなどがある。イタリア人にとってドルチェは別腹なのだ。
5分前行動はNG!?逆に5分遅れていくべし!
パーティーに張り切っているからか、時間よりも早めに着く人がいるが、それはNG行為。 なぜならば、ホストがパーティーの準備にをしている際に、早く着いてしまっては予定が狂ってしまう。またホストはゲストを気に掛けなくてはならない為、準備がはかどらない。
なので、イタリアでは約束の時間の5分~10分遅れて到着するのがマナーなのだ。
後片付けはホストに任せよう
これはホームパーティーの悩みどころだろう。日本では、ゲストが食器を片付け、お皿洗いをする光景をよく見かけるが、イタリアでは基本無し。 なぜならば、ゲストに楽しんでもらうことを最重視している為、ホストも後片付けをして欲しいとは思っていないのだ。もちろん、帰り際には心からの感謝の言葉を忘れずに。
意外と間違ってる?イタリア式マナー講座
イタリアンはフレンチと比べて堅苦しいマナーはない。楽しんで食事をすることを重視しているので、「パスタをすする」「スープで音を立てて飲む」など以外は、基本的にOK。食べにくい料理は手づかみでも、フォークで刺しても基本は大丈夫。
また、イタリアンが浸透している日本だが、実は間違った「和製マナー」が浸透していたりする。そこで、本場のイタリア人が行うマナーを幾つか紹介していこう。
1 パンを前菜のように食べない
イタリアンでは必ずといっていいほど、パンが先に出される。そして日本人は前菜のようにパンにオリーブオ イルを付けて食べるが、イタリアではまず有り得ない。
本来パンは、パスタ(プリモ)やメイン(セコンド)と一緒にいただくもの。日本でいうご飯のような感覚なのだ。 また、パンにオリーブオイルやバターを付けて食べることも基本はしない。
2 パスタはフォークのみ!
日本のイタリアンでは、ほとんどパスタはフォークとスプーンが付いており、ナイフとフォークのように食べるのが一般的。しかし、これはアメリカから由来したもので、本場イタリアではフォークのみを使用してパスタを食べるのだ。
いかがだろうか?
日本では持ち寄りによるホームパーティーが主流だが、海外ではゲスト/ホストに完全に分かれてパーティーを行うことがほとんど。ホストは最大限のおもてなしを。ゲストは手土産さえ忘れなければ、あとは楽しもう。
パーティーを彩る美味しいイタリアンがあれば、話に花が咲くこと間違い無し!
アルファ ロメオのふるさとである「イタリア式ホームパーティー」を是非実践してみて。
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