ゲイカップルの日常を生々しく描いたゲイ映画『INDIA BLUES』が、11月28日(月)に東京・渋谷のアップリンクにて一夜限りの上映会を開催する。
映画『INDIA BLUES』は、ベルリン在住のギリシャ人映画監督ジョージ・マルカキスの作品で、8つのエピソードで構成され、あるゲイカップルの日常が8つの感情で切り取られる。
劇中はほとんど固定カメラによって撮影され、少ない登場人物の設定を通して「2人しか知らない時間」を描いており、極端なドラマ性や、ゲイというアイデンティティにフォーカスした従来のLGBT映画とは一線を画している。
これらの作風は、アンドリュー・ヘイ監督の「ウィークエンド」、アイラ・サックス監督の「人生は小説よりも奇なり」と近しく、ゲイであることを”普通”に表現し、丁寧に、そして生々しく描いている。
本作はほとんどセリフが無いため日本語字幕は無いとのことだ。以下予告編。
一夜限りの上映会ではあるが、本編終了後に来日中のマルカキス監督を迎えてのQ&Aも行われるそう。一夜限りの貴重な上映会をお見逃しなく。