ノルウェーの郵便サービス「Posten」が発表した、クリスマスのウェブCMが世界中で話題になっている。
中年男性とサンタが恋に落ちるという、ゲイ的ラブストーリーだ。
動画は、全編ノルウェー語(英語字幕)のため、かんたんにストーリーを説明。
孤独な中年男性・ハリーは、毎年クリスマスに訪れるサンタに好意をよせている。
ある年、オシャレをしてサンタを待っていたがソファで居眠りをしてしまう。
それに気づいたサンタから「いびきをかいているね」と話しかけられ、2人は初めて会話を交わす。サンタは「来年もまたこの時期にやってくるよ」と約束し、また旅立っていく。
その後、毎年のようにハリーとサンタはクリスマスの夜を一緒に過ごすようになった。
ハリーはついに決心し、サンタ宛に「クリスマスにほしいのはあなただけ」という手紙を書いたのだ─。
二人の恋の行方は、動画でチェック。
最後は、2人のキスシーンで締めくくられるハッピーエンドな恋物語。
このウェブCMは、ノルウェーで同性愛が非犯罪化されてから来年で50年目を迎えることを記念して作られたもの。
ノルウェーでは2009年に同性婚が認められており、LGBTQの権利が保障されている国の一つだ。
また、ハリーを演じた俳優のヨハン・エーンさんは、自身もゲイで、同性のパートナーと結婚しているそうだ。
中年男性の孤独と、サンタとのラブストーリー。
現在YouTubeでは90万近い再生回数となり、4000件近い賞賛コメントが寄せられている。