ファッションブランド「マーク・ジェイコブス」の2016年春夏キャンペーンにて、LGBTスターらが広告塔として起用され話題を呼んでいる。
「マーク・ジェイコブス(Marc Jacobs)」クリエイティブ・ディレクターのマーク・ジェイコブスは、今季のキャンペーンについて「今シーズンの広告ビジュアルは、私が常にインスピレーションを受け、自分の世界を押し広げてくれる人を起用している。」とコメント。
1月9日の第1弾には、トランスジェンダーの映画監督ラナ・ウォシャウスキー(Lana Wachowski)が登場した。
ラナ・ウォシャウスキーは、映画『マトリックス』で知られるウォシャウスキー姉弟の姉。ラナは2008年に性別適合手術を終え、女性へと性別変更をしている。
マークはラナについて、「彼女を初めてみたのは、彼女がヒューマンライツキャンペーン(LGBT権利団体)の授賞式の映像だった。彼女のスピーチに心の底から感動したよ。」と語っている。
続く1月10日の第2弾では、TVドラマ『Lの世界』に出演したバイセクシャル女優&コメディアンのサンドラ・バーンハードを起用。マークは、「サンドラの持つ喜劇性、完全性、真正性、内なる激しさは本物だよ。」とコメント。
1月14日の第3弾では、ゲイアイコンの歌手&女優ベット・ミドラーを起用。
マークは、「彼女の美しさ、声、魅力、溢れんばかりのエネルギー、迫力、曲線美…」と彼女を褒め称え、自身に多大な影響を及ぼしたことをコメントしている。