渋谷にあるミニシアター「アップリンク」が、12月14日、東京・吉祥寺に新しく「アップリンク吉祥寺」をオープンする。
場所は、リニューアルオープンする「吉祥寺PARCO」の中だ。
「アップリンク吉祥寺」では、5つの異なるテーマのミニシアターが集まったシネコン型。
5つのシアターのうちの1つが、LGBT映画をメインで上映する「レインボーシアター」となっている。
アップリンクといえば、これまでたくさんのLGBT映画を上映・配給してきた。
古くはレズビアン映画の「ゴー・フィッシュ」から、近年は「キャロル」、「わたしはロランス」、「ムーンライト」といった有名作品まで多数。
そんなアップリンクが手がける「レインボーシアター」は、全52席のこじんまりとしたミニシアター。
7列の座席の椅子をレインボーカラーで配置しており、ブルーの壁は青空をイメージしている。
また、ミニシアターながら音響に相当こだわっているそうで、世界一の平面スピーカーを導入し、ハイレゾ音源を極めているそう!
「アップリンク吉祥寺」では、LGBT映画の上映が続々と決定している。
現在発表されているところでは、アカデミー賞を受賞したゲイ映画「ムーンライト」、話題沸騰中のLGBT映画「カランコエの花」、グザヴィエ・ドランの出世作「わたしはロランス」、ゲイのデザイナーであるドリス・ヴァン・ノッテンのドキュメンタリー映画「ドリス・ヴァン・ノッテン ファブリックと花を愛する男」などだ。
過去作品の上映がメインということもあり、料金は一般1,300円、ユース(22歳以下)・シニア1,100円、UPLINK会員が1,000円という、通常の映画館よりも良心的な価格設定。
大規模なシネコンで観る映画も良いけど、こじんまりとしたミニシアターなら、一人でゆっくりLGBT映画に浸ったり、まったりデートにも使えそう。ぜひ訪れてみて。