2017/12/29

米プロレスラーが、ゲイをカミングアウト。一時はうつや自殺未遂も

米プロレスラーのマイク・パロー(34)が、ゲイであることをカミングアウトした。

 

パローは、米ゲイサイトGayStarNewsのインタビューにて「私はずっとゲイだと分かっていました」とカミングアウト。「それ(ゲイであること)は心の中で全く問題ではなかったです」と語った。

 

 

 

 

米オーランド出身のパローは、母親が日曜学校の先生を務めるクリスチャンの家系に生まれた。

 

地元ではゲイコミュニティの情報に触れることがなく、唯一得たゲイ的な情報はTVドラマ「ウィル&グレイス」であり、それを観た時に彼は「自分はゲイではない」と思っていたそうだ。

彼はフットボールもするし男らしい仕草もある、テレビで見るようなステレオタイプのゲイではないと感じていたそうだ。

 

プロレスラーとして活躍するパローは、何年もの間ゲイであることを隠してきた。それは業界の「男らしさ」が影響している。これまで何度か女性とデートを試してみたが、時間が経つにつれ満足する関係になることはなかった。

 

20代後半になり、はじめて男性と交際するもうまくいかなかったそう。そのこともあり、私生活の充実よりも、自身のプロレスラーとしてのキャリアアップに専念した。

 

 

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しかしストレスが積もりに積もり、最終的にうつ状態へ陥ったそう。

彼はゲイであることを隠すことが、自分が嘘つきで詐欺師のように感じていたという。一時はアルコールに走り、ゲイ治療(*注)を行い、自殺も考えた。

 

*ゲイ治療とは、ゲイであることを「治療する」目的のプログラム。電気ショックなどにより、同性への性衝動を”正常”へ治すこと。現在は科学的根拠がない非人道的な行為だとして非難されている。

 

「これは完全なる過ちだったね」と彼は振り返る。

その後、現在の婚約者であるモーガンに出会ったそうだ。

モーガンのサポートにより、パローは両親や同僚へのカミングアウトの決心がついたと話す。

 

 

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誰もがパローのカミングアウトに「冗談だろ」とリアクションだった。

 

彼はTVで見るようなオネェや、わかりやすいゲイではなかったからだ。

「人によってはショックを受けますが、私は常にこのことを誰かに伝えようとしています」と、パローは自身がカミングアウトする意義について話した。

 

男性社会のプロレス界において、カミングアウトのハードルは非常に高い。パローの行動は、スポーツ界のゲイたちを勇気付け、また社会の認知に大きく貢献したに違いない。

 

 

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