ブロードウェイミュージカル「レント(RENT)」が、オリジナル演出になって再来日する。
期間は2020年3月12日(木)~3月29日(日)、東京・池袋の「東京建物ブリリアホール」にて上演。
「レント」といえば、オリジナル来日公演や日本版キャストによる公演なども多く、現在でも人気の高いミュージカルの一つだ。
1996年にニューヨークの小劇場でオープンした後、わずか2ヶ月でブロードウェイに進出。ピューリッツァー賞、 トニー賞、オビー賞などミュージカルの各賞を総なめにして、2005年には映画化もされた名作中の名作。
プッチーニのオペラ「ラ・ボエーム」をベースに、エイズや貧困、孤独に悩みながらも「未来も過去もない。大切なのは今、この瞬間なんだ」と躍動する、ニューヨークのイーストヴィレッジの若者たちの鮮烈な姿を描いたミュージカルだ。
そしてLGBT的要素も満載。
メインキャラクターの中にゲイ、レズビアン、バイセクシュアル、ドラァグクイーンが登場し、ストーリーにもエイズ問題を盛り込んでいることから、”LGBTテーマのミュージカル”として根強い人気を誇っている。
今回の来日公演では、マーク役はコーディ・ジェンキンス、ロジャー役はコールマン・カミングス、ミミ役はアイヤナ・スマッシュ、エンジェル役はジョシュア・タヴァレスが務める。
2018年以来の2年ぶりの来日公演。
まだレントを観たことがない人や、ミュージカル初心者でも楽しめる作品なので、気になる人はぜひともチェックしてみて。