群馬県が、同性カップルを結婚相当にみとめる「同性パートナーシップ制度」を県全体として導入することがわかった。都道府県としては3例目となる。
11月4日、山本知事が発表した内容によると、県が公的な証明書に当たる宣誓受領証を発行。法的効力はないものの、現在は制限されている県営住宅での同居、病院の面会などが可能になる。
これまでの県営住宅は、同居は親族のみに限定されているため同性パートナーは対象外だったものを、宣誓受領証があれば可能に。
また、新婚への特典としておこなっている「ぐんま結婚応援パスポート」も適用。
これは群馬県内を中心とする飲食店や理美容店、金融機関など約1500店で割引や特典などのサービスを受けられるという。
開始時期は未定だが、県レベルで制度の導入を決めたのは素晴らしい。
同性パートナーシップ制度を都道府県で導入しているのは、大阪府、茨城県。今回の群馬県はつづく3例目となった。
全国に目を向けると約60もの自治体で導入されている。