ハリウッドの大物俳優にして、度重なる性的虐待やセクハラで問題になっていたケヴィン・スペイシー。
ゲイをカミングアウトしたものの非道な事件な事件の数々に、LGBTコミュニティはそっぽを向いている状態だ。
そんな中、以前スペイシーがセクハラをした一人、ノルウェー王女の元夫が自殺をしたという衝撃な事実が明らかになった。
自殺をしたのは、ノルウェーのマッタ・ルイーセ王女の元夫で、作家のアリ・ベーン。
12月25日、47歳で自殺をはかり亡くなった。
ベーンは、2017年にスペイシーの性的虐待を告発している。
2007年に行われたノーベル賞授賞式のコンサートで、スペイシーにテーブルの下で下半身を触られたことを暴露。
「私は寛大なタイプではありますが、あの行為にはショックを隠せませんね」と、ベーンは出演したラジオ番組で語っていた。
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ベーンの自殺とスペイシーの性的虐待の直接的な因果関係はないもの、ベーンは様々な事情からメンタルヘルスの問題を抱えていたという。
またベーンの自殺の前日、クリスマスイブにスペイシーはYouTubeにメッセージビデオを投稿し「2019年はいい年だった。2020年は世界がもっとよくなることを望む」と奇妙な動画を投稿した。
ちなみに亡くなったのはベーンだけではない。
今年9月、ベーン同様にスペイシーを性的虐待で告発していた匿名の男性も亡くなっている。
この匿名男性はマッサージ師で、施術中にスペイシーから股間を握らされキスを迫るという虐待を受けたとして訴訟を起こしていたが、今回の死で訴訟は取り下げられたのだ。
スペイシーの性的虐待被害者が相次いで死亡しているのは奇妙だと、多くの海外マスコミは報じている。