毎年6月1日~7日は「HIV検査普及週間」だ。
はじめての人も、しばらくHIV検査をしていない人も、ぜひこの機会に検査を受けてみよう!
最新の調査データによると、2019年の新規HIV感染者は891名、新規エイズ患者は328名、合計1219名となっている。
感染者は年々減少傾向にあるが、それでも毎年1200〜1500人前後が感染しているため注意が必要だ。
HIVは感染してもほとんど自覚症状が表れないから、定期的に「HIV検査」をする必要がある。
HIV検査の理想的な頻度は、半年~1年に1回。
必ずしも決まった目安はないが、自分のセックス頻度に応じて検査をうけよう。
例えば、パートナーや特定の相手とだけセックスをする人は年に1回、頻繁にセックスする人は3~6ヶ月に1回が好ましい。
HIVは放置すると数年後に悪化するため、早めに検査することがとても大事。
「検査は怖いなぁ…」と避けがちな人もいるけど、今は医療が発展しているので、もしHIV感染したとしても正しく治療をすれば今まで変わらず過ごすことができる。
詳しくはこちらの記事 >にて。
HIV検査はさまざまな場所・方法で受けることができる。以下紹介していこう。
① 保健所
各自治体が運営する保健所では、HIV検査を匿名・無料で受けることができる非常にありがたい施設。
「HIV検査相談マップ」では、全国の保健所を検索することができるので、自分の近くの保健所を調べてみよう。
② 民間医療機関
民間の医療機関でもHIV検査を行っている。金額は3000円~6000円前後が一般的(検査方法によって異なる)
かなり数があるので、Google検索で「〇〇(自分の住まいの地域)HIV検査」と検索してみよう。
③ 郵送検査
通常は医療機関に足を運び検査をうけるが、自宅でできる便利な郵送検査もある(GME、STDチェッカー等)。HIV単体であれば5000円前後。
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HIVは自覚症状がないため、ついつい検査を受けるのを忘れがち。
ぜひとも1年に1回はHIV検査を受けて、自分の性の健康をしっかり知ろう!