今月はLGBTをお祝いする「プライド月間」
そして今週末はその最終週「プライドウィーク」として、世界中でプライド関連のオンラインイベントが開催される。
国内外のさまざまなイベントの中から、おすすめの6つをピックアップして紹介!
通常、プライドパレードはその土地に行かねば参加できないもの。しかしながら今年はオンライン開催なので、日本にいながら世界中のプライドに参加できる!
その中からまずは3つをセレクトして紹介。
一つめはプライドの起源となった「ストーンウォールの反乱」を元に立ち上がった『Stonewall Day』。
今年はオンライン開催され、なんとゲストには、テイラー・スウィフト、ケイティ・ペリー、デミ・ロヴァート、ケシャ、ヘイリー・キヨコらが登場するそう!
もちろん、全員LGBTフレンドリーを公言するセレブリティ。豪華すぎるラインナップは驚きだ!
全世界一斉配信なので、誰でも試聴無料で参加できる。
また、規模の大きさでいえば「Global Pride」も外せない。
こちらはヨーロッパのプライド団体が行うイベントで、24時間開催されるライブプライド。
“グローバル”と名がつくだけあって、世界規模の幅広いゲストが登場。
アーティストでは、ヴィレッジ・ピープル、オリビア・ニュートン=ジョン、リタ・オラ、アダム・ランバート、トドリック・ホールらがパフォーマンス予定。
トークライブでは、今年の大統領選に出馬中のジョー・バイデン氏(アメリカ)をはじめ、LGBTフレンドリーで有名なジャスティン・トルドー首相(カナダ)、オープンリーゲイのグザヴィエ・ベッテル首相(ルクセンブルク)、さらにはインドのゲイの王子、マンヴェンドラ・シン王子ら、世界を引っ張るリーダーが多数参加。
公式サイトで無料ライブ配信されるが、チャリティーも推奨しているので、ぜひ余裕がある人は少額でも参加しよう。
もし、「ライブを観るだけじゃなくて、家で踊りたいよ!」という人には、ディーゼルが主催する「24HOUR WORLD WIDE PRIDE DIESEL PARTY」がおすすめだ。
こちらは、東京、上海、ロンドン、ニューヨークら世界8都市の人気クィアパーティーと連携し、24時間連続開催されるバーチャルイベント。
東京からは、二丁目発祥のファッション系パーティー「ファンシー ヒム」が参戦。
世界中の数万人と同時に踊れるバーチャルクラブ体験、ぜひお見逃しなく!
パレードやクラブだけがプライドウィークではない。
昔と今のLGBTQの歴史や、昨今社会に求められるダイバーシティについて学ぶことも大切だ。
そんなる“学べる”プライドイベントを3つピックアップ!
一つめは、日本で同性婚の実現のために頑張っている団体「マリッジ・フォー・イクアリティ(通称:マリフォー)」が主宰するオンラインイベント。
プライドの起源となったNYの「ストーンウォールの反乱」から世界のLGBTの歴史について、専門家をまねき詳しく解説してくれる。
ゲストは、『LGBTヒストリーブック』の翻訳者である北丸雄二氏と、明治大学法学部教授の鈴木賢氏。(2部制)
プライドの起源当日に、専門家からLGBTの歴史をたっぷり聞けるチャンスだ。
もし、「LGBT×音楽」に特化して知りたいのなら、オンラインのトークイベント「ゲイ・アンセムとLGBTQミュージック」がおすすめ。
音楽メディアbmrの編集長で、自身もクィアを公言している音楽評論家 丸屋九兵衛氏によるオンラインイベントで、先日亡くなったリトル・リチャードからジャネール・モネイまで、音楽の視点からLGBTQカルチャーを深堀りしていく。
また、「ビジネス×LGBT」の視点で学ぶなら、ビジネスパーソンのためのオンラインセミナー「ダイバーシティ3.0|個性を生かし合う世界へ」をチェックしてみてほしい。
コロナを機に加速する「働き方」「考え方」「価値観」をテーマに、今後の企業と社会のありかたを考えるセミナーとなっている。
ゲストには、タレントのりゅうちぇる、LGBT活動家の松中権氏、ジャーナリストの治部れんげ氏ら、各界で活躍する5名が登壇!
こちらは無料イベントとなっているので、LGBTを含めたダイバーシティの最前線を知りたいビジネスパーソンは必見だ。
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世界的なプライドから、学べるイベントまで、家にいながら全て参加できるのはオンラインならでは。
ぜひ今週末はみんなでプライド月間をお祝いしよう!🏳️🌈