米コロラド州のジャレッド・ポリス知事が、同性パートナーのマーロン・レイス氏と婚約を発表した。
ジャレッド・ポリス氏は、米国初のオープンリーゲイの知事。
ゲイをオープンにして選挙戦を戦い、2018年に知事に当選している。
そんなポリス知事は、交際17年のパートナーであるマーロン・レイス氏と婚約を発表。2人には、9歳の息子と6歳の娘がいる。
地元メディアによれば、ポリス氏がプロポーズしたのは2020年12月初め、新型コロナウイルスに感染したレイス氏が入院のために家を出る直前だった。
ポリス氏は、家を出る直前になって突然、片膝をついて指輪を差し出したという。
入院直前という必ずしもロマンチックとは言えないシチュエーションではあるが、レイス氏は「完璧なタイミングだった」と振り返る。
ポリス氏はメディアに対して、「完璧なタイミングでした。私は彼に『さっきからうまく息ができなかったけれど、本当にもう息ができなくなったよ』と伝えました」と語った。
コロナの不安の中、プロポーズを受けたレイス氏は、「病院についた時には、恐怖感がなくなっていました。『私には素晴らしいパートナーがいる。素晴らしい家族がいる。だから私は家に帰るんだ』と自分に言い聞かせました」と語っている。
その後、無事にレイス氏は退院。症状も回復したそうだ。
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ルイス氏は、「先延ばしにするのではなく、生きている今この時に大切なことをやりましょう」「お互いを祝福し、大切にしましょう。そして自分たちが大事だと思うことをやりましょう」と取材の最後に語った。
2人の結婚式は今秋を予定しているそうだ。