LGBTQ映画の祭典「レインボー・リール東京〜東京国際レズビアン&ゲイ映画祭〜」の全ラインナップが発表された!
映画祭は、7月15日(土)~7月17日(月・祝)にスパイラルホール(表参道)で、7月21日(金)~7月23日(日)にユーロライブ(渋谷)で、計6日間にわたり開催される。
映画祭では、計6日間にわたり全11プログラム21作品が上映される。
そして21作品のうち11作品が日本初上映(ジャパン・プレミア)であり、本映画祭でしか観ることのできない貴重な作品も多数!
今年の幕開けとなるオープニング作品は、釜山国際映画祭やサンフランシスコ国際映画祭にも出品された韓国映画『孔雀』。
家族や故郷の人々と絶縁しているトランスジェンダー女性の物語だ。
今年のベルリン国際映画祭をはじめ、サンダンス映画祭やシアトル国際映画祭などで受賞つづきの『マット』にも注目!
主人公の運のない24時間を描いた閉塞感のある映像に加え、主人公のトランスジェンダー男性を演じる新星リオ・メヒエルに釘づけになること必至だ!
デンマークから届いたレズビアン映画『ヴィーナス・エフェクト』も見逃せない。
美しい自然の中でさまざまな形の人間関係や愛、家族を描いた北欧発のドラマだ。
そしてオーストラリア映画の『ローンサム』は、ゲイアプリで知り合ったふたりのセクシュアリティと孤独、心の傷を探求した野心作。
昨年、2本の長編が大好評だった日本作品。
今年は長編に『幸運の犬』が選ばれ、会場中を感動の涙で包む。
他にも、コメディやドキュメンタリー、ショートフィルムなど、多岐にわたる充実の上映ラインナップ。
くわしくは公式サイトでチェックしてみて。
さらに、今年は上映後のイベントが目白押し!
『孔雀』では、来日予定のピョン・ソンビン監督とのトークイベントや、『秘密を語る方法』ではショーン・ダン監督とのオンライントークイベントを予定。(※いずれもスパイラルホールのみ)
また、2017年(第26回)以来、6年ぶりとなる『レインボー・リール・コンペティション』の開催が決定!
日本人の映像作家たちによる渾身のショートフィルム7本を上映し、観客の皆さんの投票によりグランプリ作品が決定する。
『レインボー・リール・コンペティション』でもキャスト・監督たちによる舞台挨拶が予定されているそうだ。
今年はコロナが落ち着いたこともあり、ぜひ映画好きは足を運んでみてほしい。