2021/03/29

睡眠、健康、美容にも。世界的に話題のリラックス成分「CBD」とは?

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ここ最近、フィットネスや美容業界で話題なのが、リラックス成分「CBD(シービーディー)」。

 

大麻からとれる新成分として、アメリカをはじめ世界中で大人気に。

日本でも、健康・美容感度の高い人の間でジワジワ人気を得ている。

 

今回はそんなCBDについて解説していきたい。

 

CBDって何?

 

 

 

CBD(シービーディー)とは、大麻草からとれる成分のこと。

これだけ聞くとかなり怪しい薬物に聞こえるが、大麻には100種類以上の成分が発見されており、CBDはあくまでもその一つ。

 

大麻の成分の一つに、脳を覚醒させる成分「THC(ティーエイチシー)」が含まれており、これは薬物に指定され禁止に。

 

しかしCBDは、真逆のリラックスできる成分で、日本をはじめ多くの国で合法の成分。

大麻から取り出した「CBD単体」を使うのは全く問題ないのだ。

 

CBDは「第7の栄養素」の一つ

このCBDは、大麻という植物特有の「カンナビノイド」とよばれる栄養成分の一つ。

カンナビノイドは、ファイトケミカル(第7の栄養素)の一種だ。

 

 

 

 

ファイトケミカルとは、タンパク質、糖質、脂質、ビタミン、ミネラル、食物繊維の6大栄養素に次ぐ、「第7の栄養素」として注目を集めているもの。

たとえば、抗酸化で有名なポリフェノールや、緑黄色野菜にふくまれるカロテノイドなどがある。

 

そんなファイトケミカルの中でも「カンナビノイド」は非常に特殊で珍しい成分。

そのパワーに、医療や健康の分野で大きな期待を集めているのだ。

 

 

CBDはどんな効果あるの?

 

 

 

CBDが植物由来成分であることはわかったけど、実際何に効くのか?

たくさんの効果が期待できるが、今回は3つご紹介。

 

① 深いリラックスができる

わたしたち人間の体には、日中や興奮時に優位になる「交感神経」と、リラックス時や夜に優位になる「副交感神経」の2つがある。

 

しかし情報過多なストレス社会になり、起きてから寝るまで脳が常に覚醒している状態(交感神経が優位)。リラックスへの調整機能が壊れつつあるといわれている。

 

CBDは、脳と体に深いリラクゼーションを与えることができるので、興奮→リラックスの切り替えをサポートしてくれるのだ。

 

② 睡眠の質をたかめる

不眠で悩める人にCBDは効果的。

CBDをとると、ふんわりと心地よい気分になりスーっと入眠を促してくれる。

 

また、寝てる間は筋肉の緊張がほぐれているので、歯ぎしりや夜中に起きることが少なくなり、ぐっすりと熟睡。翌朝すっきりとした目覚めを感じられる人が多い。

 

③ 心と体の不調をととのえてくれる

わたしたちの体には、ホメオスタシス(恒常性)という機能がある。

体のバランス機能のことで、たとえば体温を一定に保ってくれたり、風邪を引かないように免疫力を保ってくれたりと、生きる上でとても大事な機能。

 

しかし、加齢や日々ストレスを受けていると、このホメオスタシスの機能が落ち、疲れが取れにくくなったり、心も体も不安定な状態になる。

 

そんなホメオスタシスを、CBDが補い正常にする働きが研究で明らかになった。

日々起こる不調をととのえて、自分のベストな体調に保つことができるのだ。

 

CBDはどうやって取ればいい?

 

 

 

CBDはいろんなタイプが発売されている。

食品として食べたり、ドリンクとして飲んだり、オイルを舌にたらしたり、化粧品として肌に塗ったりと。

 

CBDの摂取方法は、大きく4つにわかれる。

 

・口から食べる「経口式」

・舌にオイルをたらす「舌下式」

・化粧品として肌にぬる「塗布式」

・水蒸気にして吸う「蒸気式」

 

それぞれ特徴が異なっている。

たとえば、効果は弱いが、持続時間が長いのは「経口式」。(体に消化されるまで時間がかかるため)

 

肌の炎症をおさえたり、エイジングケアをしたいなら「塗布式」。(あくまでも肌表面で、体内への吸収はされない)

 

CBDの吸収率が最も高く、即効性があるのが「蒸気式」。すぐに効果を感じたいときや、寝る前などの短時間でリラックスしたい用に最適。

 

それぞれ特徴が異なるので、自分のライフスタイルに合わせて選んでみて。

 

タバコ、お酒、砂糖…から脱却しよう

 

 

 

最近ではコロナ禍もあり、世界的な健康ブーム。

禁煙はもちろん、お酒を飲まない若者、糖質や砂糖をなるべくとらないヘルシー志向な人が増えている。

 

「タバコ、お酒、砂糖」、この3つは健康に良くないが、ストレス発散には欠かせないものだった。

 

これが、アメリカをはじめとする欧米では「CBD」に切り替わってきている。

「健康的にストレス発散できるのであれば、こっちの方が良いよね」という感じだろう。

 

とくにステイホーム期間で、お家でCBDを楽しむ人が増えている。

 

もし、ストレスを感じている人、体調に波がある人、睡眠トラブルを感じている人は、CBDを取り入れてみると良いかもしれない。

 

 

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