ブルネイにて、同性愛行為は石打ちで死刑にする新法案が4月から施行されることがわかった。
ブルネイは、マレーシアと南シナ海に囲まれた小さな国。
ブルネイはイスラム教であり、隣国のマレーシアやインドネシアよりもはるかに厳しい。
同国では、同性愛は長い間違法とされていたが、4月3日から施行される新法(シャリーア法)によると、同性愛行為と強姦を行った場合は、石打ちによる死刑となる。
またシャリーア法は窃盗に対しても厳しく罰せられる。初犯は右手を切断し、さらに窃盗を繰り返した場合は左足が切断されるそうだ。
シャリーア法は、 ブルネイの人口の約3分の2を占めるイスラム教徒にのみ適用される。
このような人権を無視した非道な法案の可決に対して「ヒューマン・ライト・ウォッチ」ら国際的人権団体らが強く非難している。