著名YouTuberのケミオ(kemio)が、ゲイをカミングアウトした。
ケミオといえば、チャンネル登録者数127万人を超える人気YouTuber。
ミレニアル世代では最も人気のあるアイコンの一人で、「あげみざわ」など独自のギャル用語を生み出し人気を得ている。
そんなケミオは、4月18日に初のエッセイを出版した。
書籍の中でケミオは、今まで言及してこなかった自身の恋について触れ、「男性とも女性とも恋に落ちたことがある」「初めてお話しするんだけど、私の恋愛対象は男の人。昔は彼女がいたこともあって、そもそも好きな人の性別を考えたことがあまりなかった。だって人を愛することには変わりないから。ちな、今ウチはゲイ」とカミングアウトした。
ケミオは自身のセクシュアリティについて大ごとに考えていなかったそう。
「私は特別扱いしてほしいわけじゃなくって、むしろみんなと一緒だよって伝えたい。どうしていちいち(ゲイということが)トピックになっちゃうの?私は普通に恋愛しているだけなのに。。って」と語る。
また、現在アメリカで暮らす中で、現地のLGBTQカルチャーに影響を受けたことも話している。
「日本を飛び出していろんな世界の人と出会って、オープンな人が多いことがとても勉強になった」
「好きな人の性別とかどっちでもよくない?男女の恋愛が当たり前だとか言ってる人はもう少しホカホカになった方が、世界みんなでピースピースだと思う」といつものケミオ節で締めている。
ケミオのように、若い世代に絶大な影響力を持つ人物のカミングアウトは、日本社会に大きなインパクトを与えてくれることだろう。
カミングアウトの他にも、ケミオの恋愛観、人生観が詰まった初のエッセイ集は、発売したばかりにも関わらずAmazonベストセラー入りしている。
気になる人はぜひチェックしてみて。