サッカー界のスター選手クリスティアーノ・ロナウド(以下:クリロナ)が、対戦チームのファンから「ホモ野郎」と罵声を浴びせられる騒動があった。
現地時間4月2日、レアル・マドリード対バルセロナ戦にて起こった。
同試合前に、68歳で亡くなったヨハン・クライフ氏に対する黙祷を行っていたが、その最中にバルセロナのファンが「このホモ!(faggot!)」や「オカマ野郎!(maricon!)」と大声で叫び続けた。黙祷中であった為、スタジアム中に罵声が響き渡っていたそう。
クリロナといえば、昨年12月にキックボクサーのバダル・ハリとゲイ関係にあるのでは?としたゴシップが飛び交っていた。
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結局、試合ではクリロナが決勝点を決めたことでレアル・マドリードが勝利。
罵声に全く動揺せず、結果を残したクリロナは流石だ。
この一件について、スペインの人権団体「Observatory」の責任者ラミレス氏はこう語る。
「スペインサッカー界において、ホモフォビア(同性愛者嫌悪)が蔓延しています」「今回のファンの暴言は恥ずべきことであり、スポーツ法にて処されるべきです」
「ホモフォビアは、当事者を苦しめることだけを指していません。それに通じる言葉で当事者以外を侮辱することも含めます。ホモフォビアは根絶すべきです」と述べた。
罵声を浴びせたバルサファンは、判明次第、処分が下る可能性もある。