イギリスの世論調査会社「YouGov」が調査を行なったところ、「イギリス人の約3人に1人(31%)が、ゲイやレズビアンは選んでなるものだ」と考えていることが明らかとなった。
調査回答者の31%が「ゲイ&レズビアンは選んでなるもの」と考えている一方で、49%が「人はゲイやレズビアンとして生まれる」、17%は「わからない」、3%は「ゲイやレズビアンになるのは、育てられ方の結果だ」と回答している。
調査結果を年代別に分けてみると、18歳から24歳の回答者の内59%が「人はゲイやレズビアンとして生まれる」と考え、16%が「選んでなるもの」と回答。
一方で、65歳以上の回答者の内45%が「人はゲイやレズビアンとして生まれる」と考え、34%が「選んでなるもの」と回答した。
上記の結果から、より若い世代の方が「人はゲイやレズビアンとして生まれる」と考えている人が多いことがわかる。
「YouGov」が2014年に同様の調査を行なった際は、41%の回答者が「人はゲイやレズビアンとして生まれる」と回答し、37%が「選んでなるもの」と回答していた。
この3年間で数字は減少しているものの、イギリス人の約3人に1人は、ゲイ・レズビアンなどの性的指向は「選んでなるもの」と考えていることになる。